透過測定により評価される平衡圧力の関数としてのパラジウム中の水素の拡散係数と移動性

HARA S.; CARAVELLA A.; ISHITSUKA M.; SUDA H.; MUKAIDA M.; HARAYA K.; SHIMANO E.; TSUJI T.

文献

J-GLOBAL ID：201202281197170774 整理番号：12A1310981

透過測定により評価される平衡圧力の関数としてのパラジウム中の水素の拡散係数と移動性

Hydrogen diffusion coefficient and mobility in palladium as a function of equilibrium pressure evaluated by permeation measurement

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資料名：
巻： 421-422 ページ： 355-360 発行年： 2012年12月01日
JST資料番号： E0669A ISSN： 0376-7388 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

水素透過フラックスは一般的に平方根法則により記述されるが,法則からの偏差が広く報告されている。より精密な記述について圧力依存性の透過率を提案した。このアプローチに基きパラジウム中の水素拡散係数を平衡水素圧力の連続関数として評価した。結果は圧力と共に増加する透過率と溶液係数とは対照的に減少する拡散係数を示した。希釈限度の,即ち,固有拡散係数の前指数因子と活性化エネルギーはそれぞれ2.40x10^-7m²/sと21.1kJ/mol Hであった。本研究は他の研究と異なり一定の水素移動性を仮定しなかったが,移動性を圧力の関数として評価した。この精密な分析は圧力と共に僅かに増加する移動性を明らかにした。最後に膜材料開発のガイドラインを与えた。Sievertの法則から大きく外れる材料は透過の実際の圧力に於いて,即ち大気圧やそれ以上で,希釈限度に於ける移動性が低くても恐らく高い透過率を持つ。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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膜分離

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