ニューロン及び遺伝子導入細胞におけるG蛋白質シグナル伝達RGS7複合体のレギュレーターの細胞内分布

LIAPIS Evangelos; SANDIFORD Simone; WANG Qiang; GAIDOSH Gabriel; MOTTI Dario; LEVAY Konstantin; SLEPAK Vladlen Z.

文献

J-GLOBAL ID：201202281237023788 整理番号：12A1221437

ニューロン及び遺伝子導入細胞におけるG蛋白質シグナル伝達RGS7複合体のレギュレーターの細胞内分布

Subcellular localization of regulator of G protein signaling RGS7 complex in neurons and transfected cells

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資料名：
巻： 122 号： 3/4 ページ： 568-581 発行年： 2012年08月
JST資料番号： B0504B ISSN： 0022-3042 CODEN： JONRA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

著者等は,G蛋白質シグナル伝達調節蛋白質(RGS)R7の細胞内分布と機能の関連を検索した。この蛋白質群はDEPヘリックス展開構造のGγ様及びRGSドメインを保有する。著者等はその構成員のうち最も多いRGS7の細胞内局在を調べた。網膜及び後根神経節ニューロンの蛍光免疫解析から,RGS7は細胞体の膜に集中分布し,突起に沿うかまたは樹状突起先端において,ラメリポディア又はフィロポディアと類似した構造をとっていた。後根神経節の膜内ではRGS7は,既知の結合相手であるR7RGS結合蛋白質(R7BP)Gα0,Gαqと共存していた。細胞質内でも検出されたが,R7BPとは共存していなかった。核には検出されなかった。遺伝子導入細胞(CHO-K1)では異所性RGS7は細胞質内に散漫に分布し,RGS7はセントロソームにも局在していた。これらから,RGS7の,RGS7斑点への局在はDEP/DHEXドメインに仲介され,セントロソームの局在はDHEXドメインに仲介されていると結論した。

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細胞生理一般 , 生物学的機能

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