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J-GLOBAL ID：201202281237195856   整理番号：12A1723266

水溶液中でFe(II)とAs(V)から合成された大きなサイズのスコロダイト粒子の溶解特性と形態

Dissolution Characteristics and Morphology of Large-sized Scorodite Particles Synthesized from Fe(II) and As(V) in Aqueous Solution

著者 (5件)： FUJIEDA S. (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SHINODA K. (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  INANAGA T. (DOWA Metals and Mining Co., LTD., JPN) ,  ABUMIYA M. (DOWA Metals and Mining Co., LTD., JPN) ,  SUZUKI S. (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： High Temperature Materials and Processes  (High Temperature Materials and Processes)
巻： 31  号： 4/5  ページ： 451-458  発行年： 2012年 
JST資料番号： W0384A  ISSN： 0334-6455  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地下水や工業廃水中の砒素を除去・固定する物質としてスコロダイト(FeAsO₄・2H₂O)が最も有望視されている。そこで,278~318Kの温度範囲でいろいろなpHの水溶液でFe(II)とAs(V)から合成された約20μmの大きなサイズのスコロダイトの粒子の溶解特性を検討した。スコロダイト粒子からの砒素の溶解は広いpH範囲で低く,温度の低下ともに低下した。温度が318Kから278Kに変化すると,最低溶解度のpH=3から5に移動した。pH=5では,278Kでの溶解度は318Kのときの約100分の1であった。pH<3の水溶液中のAs/Feのモル比はスコルダイトのものより小さく,pH>5では逆になった。その理由を考察した。TEM観察によれば当該スコロダイトは良好に結晶していて,表面層は鉄リッチであった。このモルホロジーとその溶解性や貯蔵特性との関係に言及した。

シソーラス用語： *砒酸塩鉱物 ,  粉体 ,  *溶解 ,  水溶液 ,  *金属イオン ,  *鉄化合物 ,  *イオン ,  *ヒ素 ,  工場廃水 ,  温度依存性 ,  pH依存性 ,  溶解度 ,  モル比 ,  結晶化 ,  微細構造 ,  形態 ,  形状効果 ,  地下水 ,  環境汚染 ,  廃水処理 ,  脱金属 ,  除去 ,  重金属汚染 ,  析出 ,  *ヒ酸塩 ,  *化学合成 ,  水和物
準シソーラス用語： *スコロダイト ,  *ヒ素イオン ,  ヒ素汚染 ,  共析出 ,  重金属除去 ,  *第一鉄イオン ,  *粒子形状 ,  *砒酸鉄

分類 (2件)： 合成鉱物  (CD01040K) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 水溶液 ,  Fe ,  サイズ ,  スコロダイト ,  溶解 ,  形態