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J-GLOBAL ID:201202281322694705   整理番号:12A1524769

産業と都市と農村の各環境でパッシブサンプラーによって収集される粗い浮遊粒子の化学と同位体特性と起源

Chemical and isotopic properties and origin of coarse airborne particles collected by passive samplers in industrial, urban, and rural environments
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  ページ: 631-645  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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粗い浮遊粒子を収集し,その後の化学的特性分析をするために,工業部,都市部,農村部,遠隔の森林というそれぞれの環境にパッシブエアサンプラーを設置した。主要な汚染源を同定するため,SrとNdとPbなど同位体トレーサーの同位体比を使用した。研究された環境ごとに決定された微量金属の質量堆積速度(MDR)によれば明らかに,工業の盛んな地点や交通量の多い地点は特に大気汚染に影響される。V,Mn,Ba,Sr,Al,U,Th,希土類元素(REE),Zr,Y,Cs,Rb,Sb,Sn,Cuは,多い交通量の影響を受けた地域の近くで集めた浮遊粒子の主成分であるのに対して,Pb,Fe,Cr,Co,Mo,Cd,Ni,As,Sb,Znなどの元素は特に工業地帯からのサンプルに濃縮されている。浮遊粒子由来の基線レベルの化学/同位体組成は様々な工業原料と交通と肥料からの粒子の混合の結果である。工業地帯周辺の様々な観測点から収集された浮遊粒子試料の微量金属MDRを月ごとに分析すれば,その年にあった高MDRを特徴とする明確な大気粉塵堆積イベントを検出できる。三元図の微量金属の軌道およびSr,Nd,Pbの同位体組成データによって示唆されるように,サハラ砂漠のようなより遠い地域からのものを含む地域的な土壌再懸濁を起源とする「自然な」粉塵が,地域的な基線レベルの大気組成に重なって示されているかもしれない。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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粒状物調査測定 

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