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J-GLOBAL ID：201202281347381744   整理番号：12A0777322

無定形ネットワークの形状記憶挙動に及ぼす物理的老化の影響

Effect of physical aging on the shape-memory behavior of amorphous networks

著者 (5件)： CHOI Jinwoo (Dep. of Mechanical Engineering, The Johns Hopkins Univ., Baltimore, MD 21218, USA) ,  ORTEGA Alicia M. (Dep. of Mechanical Engineering, The Univ. of Colorado at Boulder, CO 80310, USA) ,  XIAO Rui (Dep. of Mechanical Engineering, The Johns Hopkins Univ., Baltimore, MD 21218, USA) ,  YAKACKI Christopher M. (Dep. of Mechanical Engineering, The Univ. of Colorado Denver, Denver, CO 80217, USA) ,  NGUYEN Thao D. (Dep. of Mechanical Engineering, The Johns Hopkins Univ., Baltimore, MD 21218, USA)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 53  号： 12  ページ： 2453-2464  発行年： 2012年05月25日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 各種濃度のポリ(エチレングリコールジメタクリレート)(PEGDMA)によって架橋したアクリル酸tert-ブチル(TBA)からなる(メタ)アクリレート系ネットワークの形状記憶性能に及ぼす物理的老化の影響の実験とモデリングの研究を紹介した。実験は20°C(T_g-36°C)をゼロから180日間保存する試料の無拘束回復応答を測定し,歪不変性,活性化温度,および初期回復率に及ぼす貯蔵効果を評価した。T_g近傍の無定形ネットワークのために最近開発した熱粘弾性モデルを適用して,構造的および粘弾性緩和ならびに回復応答のエージング時間と温度の影響を検討した。その結果は,活性化温度および初期回復率はエージング時間とともに増加することを示し,もっと鋭敏な初期回復応答を生成した。熱粘弾性モデルは,これらの影響の大きさがエージング温度に依存していることを予測した。初期回復率を最大化する最適エージング温度が存在した。これらの結果は物理的エージングが,形状記憶高分子素子の回復性能を加速させるように操作可能なことを示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリエチレングリコールジメタクリレート ,  非晶質 ,  劣化 ,  時効処理 ,  *形状記憶効果 ,  *機能性高分子 ,  ネットワーク構造 ,  *熱粘弾性 ,  貯蔵安定性 ,  架橋【高分子】 ,  弾性緩和 ,  粘弾性
準シソーラス用語： 粘弾性緩和

分類 (1件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

物質索引 (1件)： アクリル酸tert-ブチル

タイトルに関連する用語 (4件)： 無定形 ,  形状記憶 ,  挙動 ,  物理的老化