文献
J-GLOBAL ID:201202281465727043   整理番号:12A0111006

海洋堆積物の毒性評価のための学際的アプローチ:金属含有量分析及び金属のバイオアベイラビリティと遺伝毒性バイオマーカーを利用した水簸物のバイオアッセイ

A Multidisciplinary Approach for Assessing the Toxicity of Marine Sediments: Analysis of Metal Content and Elutriate Bioassays Using Metal Bioavailability and Genotoxicity Biomarkers
著者 (5件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 13-21  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: D0099B  ISSN: 0090-4341  CODEN: AECTCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿の目的は,人為的流入に曝される沿岸域を研究するために2つの異なる生物学的試験の適用可能性を証明することにある。金属バイオアベイラビリティのバイオマーカーとして,海洋珪藻Thalassiosira weissflogii中のファイトケラチン類を利用した。酵母Saccharomyces cerevisiaeの高感受性のD7株における遺伝的損傷の頻度を利用して変異誘発能を評価した。堆積物の水簸物を利用して生物学的試験を行った。堆積物はFollonica湾(Tuscany,イタリア)で選択した3つのサイト,即ちCala Violina(対照サイト),及びPecola川とCornia川河口(それぞれV,P,及びCと名付ける)において2年間にわたって採集した。各サイトの11の堆積物サンプルについて,金属濃度(As, Cd, Cr, Cu, Ni, Pb)としての各サイトの化学的特性を測定した。結果は,C及びPサイトの堆積物中の金属含有量が対照値(サイトV,2004年)より2~10倍高いことを示した。さらに,サイトVを含み2008年よりも2007年に金属濃度が一般に高く,これは予期されない汚染事象によるものであった。これは,提案したバイオアッセイを検証するために汚染勾配を得ることを可能にした。実際に,このバイオアッセイは2007年の水簸物における潜在的な生物学的危険性を示した。高いCd及びCr濃度を示すサンプルでは有意な変異誘発効果が見られた。T. weissflogii内のファイトケラチン類の誘導は水簸物中のCd濃度と正の相関を有していた。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋汚濁  ,  重金属とその化合物一般  ,  金属及び金属化合物の毒性 

前のページに戻る