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J-GLOBAL ID:201202281465829628   整理番号:12A0604267

急速静注後の呼気プロポフォールのイオン分子反応質量分析による経時変化

Time course of expiratory propofol after bolus injection as measured by ion molecule reaction mass spectrometry
著者 (6件):
資料名:
巻: 403  号:ページ: 555-561  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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呼気プロポフォールは,イオン分子反応質量分析(IMR-MS)によってリアルタイムで検出・モニターされる。呼気プロポフォール濃度は,血漿中のプロポフォール濃度と強い相関関係がある。したがって,呼気プロポフォールのリアルタイムでのモニターリングが,静脈麻酔滴定投与に有用である。ただし,血漿中の濃度変化が,呼気中で遅延なく定量できることが必要である。非定常状態中でのIMR-MSの有用性を評価するために,筆者らは,プロポフォールの静脈投与後の呼気プロポフォールの濃度,及びプロポフォールの効果の代用アウトカムとしての脳波記録(EEG)のそれぞれの経時変化を調べた。手術の際の麻酔導入のためのプロポフォール(2.5mgkg-1)の急速静注後の21名の患者を観察した。呼気プロポフォールは,IMR-MSによって測定し,プロポフォールの脳への影響は二波長指数(BIS)から見積もった。その結果,IMR-MSによる呼気プロポフォールとBISの変化がプロポフォールの静脈投与の43±21秒と49±11秒後にそれぞれ検出された。また,呼気プロポフォールの濃度のピークと最低BIS値が,208±57秒と219±62秒後にそれぞれ検出された。この結果は,呼気プロポフォール濃度が静脈麻酔滴定投与に有用であることを示す。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  生物薬剤学(基礎) 
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