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J-GLOBAL ID:201202281569731514   整理番号:12A1287270

1気圧の横方向励起大気CO2レーザーの照射により励起されたガスプラズマ中のCaおよびMg原子の発光特性

Emission Characteristics of Ca and Mg Atoms in Gas Plasma Induced by the Bombardment of Transversely Excited Atmospheric CO2 Laser at 1atm
著者 (8件):
資料名:
巻: 51  号: 8,Issue 1  ページ: 082403.1-082403.9  発行年: 2012年08月25日 
JST資料番号: G0520B  ISSN: 0021-4922  CODEN: JJAPB6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ガスプラズマ中の原子励起のメカニズムを研究するため,横方向に励起された大気圧(TEA)CO2レーザ(750 mJ,200ナノ秒)をスライドガラスの試料(厚さ1.5ミリメートル)に形成した孔(直径2mm)を介して金属サブターゲットに照射した;スライドガラス試料は,金属サブターゲットとして機能するニッケル金属板に密着して配置した。 強力なガスプラズマはHe,N2及びCO2を含む種々のガス中で励起でき,分光分析の励起源として使用することができることが示された。 Heガスプラズマ中では,寿命の長い,強いCaイオンの発光(CA II 393.3 nmおよびCA II 373.7 nm)を励起エネルギーに関係なく,観測できることが示された。 一方,N 2とCO2ガス中では,発光が非常に弱く寿命も短い。 Heガスプラズマ中で,Heの準安定原子が励起に重要な役割を果たすと仮定した。 Ca原子の場合には,カルシウムの二重電離(Ca 2+)が,ペニング効果を通してHeの準安定原子とCa原子とが衝突したときに直接励起される。 生成されたイオンはその後電子と再結合し,イオンの励起状態を生成し,そこからイオン放出が誘導される。 中性のCaとMgの発光では,Heガスプラズマの場合には特異な発光特性が観測された。三重項状態が主たる生成物で,一重項状態が副次的な生成物であった。この結果は,著者らの提案したモデルで説明することができる。(翻訳著者抄録)
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電離現象 
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