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J-GLOBAL ID:201202281584552162   整理番号:12A0633212

ローマーの空白に存在するスコットランドの石炭紀最初期の四肢動物と節足動物のファウナ

Earliest Carboniferous tetrapod and arthropod faunas from Scotland populate Romer’s Gap
著者 (4件):
資料名:
巻: 109  号: 12  ページ: 4532-4537  発行年: 2012年03月20日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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4地点の新化石群集を,既知のスコットランド2地点とノバスコシア1地点のデータを含めて検討した。スコットランドの化石産出層はBallagan層(トルネージアン)で,大部分は348~347.6Maのclaviger-macraパリノゾーンに含まれる。ノバスコシアの化石産出層は,スコットランドと同じか若干古く,デボン紀の形態に類似した四肢動物化石やその足跡化石などを産する。新産地のうちBurnmouthでは四肢動物・肺魚・節足動物が植物片などと共に産出し,四肢動物は5層準から産出した。陸生と考えられるPentadactylous autopodの中手足骨の比率や指骨の形態は,ビゼーアンと後期石炭紀の形態に類似する。Willie’s Holeでは3層準から新種を含む四肢動物,肺魚・条鰭類等の魚類,多足類・甲殻類・サソリ類等の節足動物が産出した。ローマーの空白といわれる約1500万年間にも,多様な動植物が存在し,四肢動物の多様化と陸生化が進んでいたことが判明した。
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分類 (1件):
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古生代 

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