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J-GLOBAL ID:201202281630065859   整理番号:12A1094896

Ser/Thr蛋白質キナーゼはバナナ果実熟成の間にMA-ACS1(タイワンバナナ1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸シンターゼ1)をリン酸化する

A Ser/Thr protein kinase phosphorylates MA-ACS1 (Musa acuminata 1-aminocyclopropane-1-carboxylic acid synthase 1) during banana fruit ripening
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資料名:
巻: 236  号:ページ: 491-511  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸シンターゼ(ACS)は熟成中にエチレン生合成の律速段階を触媒する。ACSアイソザイムは転写的及び翻訳後制を受ける。しかし,重要なクリマクテリック型果実のバナナではACSの翻訳後調節についてのほとんど何もわかっていない。本研究は,バナナ果実熟成中のエチレン生合成で重要な役割を果たすACSファミリーにおける熟成誘導酵素MA-ACS1 (Musa acuminata ACS1)の翻訳後修飾を報告する。アフィニティー精製した抗MA-ACS1抗体によるバナナ果実からのリン酸標識化蛋白質の免疫沈降分析から,特に成熟果実組織におけるMA-ACS1のリン酸化が明らかになった。本研究は,熟成開始時にパルプ中の41-kDa蛋白質キナーゼ活性の誘導を確認した。41-kDa蛋白質キナーゼはMALDI-TOF/MS分析による推定上の蛋白質キナーゼと確認された。バナナ果実から部分的に精製した蛋白質キナーゼ画分による生化学分析は,Ser/Thrファミリーとしての蛋白質キナーゼと熟成中のMA-ACS1リン酸化における関与の可能性を確認した。合成ペプチド及び部位特異的突然変異組換え体MA-ACS1を用いたin vitroリン酸化反応分析 は,MA-ACS1のC末端領域におけるセリン476及び479残基が燐酸化されていることを示した。全体的に,本研究は成熟時のバナナのエチレンシグナル伝達経路における重要な制御蛋白質の翻訳後制御の予想機構として分子レベルでのMA-ACS1のin vivoリン酸化について重要な新しい証拠を提供する。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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果樹  ,  酵素生理 

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