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J-GLOBAL ID：201202281633684088   整理番号：12A0583255

Rh(100)上の酸化スズ超薄膜の無秩序表面構造

Disordered surface structure of an ultra-thin tin oxide film on Rh(100)

著者 (3件)： ZENKYU R. (Dep. of Materials, Physics and Energy Engineering, Nagoya Univ., Furo-cho, Chikusa-ku, Nagoya, 464-8603, JPN) ,  TAJIMA D. (Dep. of Materials, Physics and Energy Engineering, Nagoya Univ., Furo-cho, Chikusa-ku, Nagoya, 464-8603, JPN) ,  YUHARA J. (Dep. of Materials, Physics and Energy Engineering, Nagoya Univ., Furo-cho, Chikusa-ku, Nagoya, 464-8603, JPN)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 111  号： 6  ページ： 064907-064907-6  発行年： 2012年03月15日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スズを単分子層以下で堆積後にO₂雰囲気中でアニールして作製したRh(100)上の酸化スズ超薄膜の組成及び構造を低エネルギー電子回折(LEED),Auger電子分光,X線光電子分光(XPS),走査トンネル顕微鏡,及び密度汎関数理論(DFT)によるab initio計算を組み合わせて調べた。LEEDパターンは明らかなc(2×8)スポットを示すが,STM像ではc(2×8)単位胞の均一な周期性は観察されなかった。STM像で周期的に観察された明るいドットはRh(111)上のSn₂O₃超薄膜の多数の点及び線欠陥によるジグザグ配列を形成する場合と同様であった。XPS研究からRh(100)上の酸化スズ膜のSn 3d_5/2ピークはSnO₂及びSnO状態間である金属状態及び酸化物状態を示すことが分かった。Rh(111)上のSn₂O₃構造に基づく構造モデルをDFT全エネルギー計算により決定した。二種のわずかに異なるハニカム鎖モデルでシミュレーとしたSTM像はSTM像にジグザグ配列を良く再生した。STM像及びXPSスペクトルをこの二種のモデルを組み合わせて説明した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *酸化スズ ,  *超薄膜 ,  基板 ,  ロジウム ,  *表面構造 ,  Auger分光法 ,  X線光電子分光法 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  顕微鏡観察 ,  密度汎関数法 ,  計算機シミュレーション ,  周期構造 ,  点欠陥 ,  格子欠陥 ,  結晶粒界 ,  島状構造
準シソーラス用語： ジグザグ構造 ,  線欠陥

分類 (1件)： 酸化物薄膜  (BK14050P)

タイトルに関連する用語 (5件)： Rh ,  酸化スズ ,  超薄膜 ,  無秩序 ,  表面構造