文献
J-GLOBAL ID:201202281857998290   整理番号:12A1114625

ヒノキ人工林の間伐方法の違いがキバチ類の発生量に及ぼす影響-強度な間伐と列状間伐に関する検討-

Effects of the thinning methods on the density of woodwasps in Hinoki cypress plantations-A study on intensive thinning and line thinning-
著者 (2件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 27-32  発行年: 2012年08月01日 
JST資料番号: L2858A  ISSN: 1342-9493  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,強度な間伐や列状間伐が実施されるようになっているが,こうした間伐方法は,従来の間伐に比べて害虫による加害を受けやすくなることが懸念される。そこで,西日本の主要な材質劣化害虫であるキバチ類について,強度と方法の異なる間伐を行ったヒノキ人工林で成虫発生量を比較検討した。高知県内の二つの試験地で間伐後,3年間,誘引トラップを用いてキバチ類の成虫量を調べた。3種のキバチが捕獲され,このうちニホンキバチがいずれの試験地でも,もっとも個体数が多かった。奥大野試験地では,間伐1年後までのニホンキバチの個体数は,間伐率が高いほど有意に多かった。ニホンキバチの個体数は列状間伐と点状間伐とで違いはみられなかった。一方,辛川試験地では,ニホンキバチは間伐1年後までに間伐区と対照区とで差はなく,対照区ではニホンキバチが年とともに増加した。これらの結果から,間伐率が高いとニホンキバチが多く発生すること,列状間伐と点状間伐とでニホンキバチの発生量に違いは見られないことが推測されるとともに,冬期間伐では無間伐よりもニホンキバチの成虫数を抑制できる可能性が示された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林生物学一般  ,  伐木,造材  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  植物の病虫害防除一般 
引用文献 (16件):
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る