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J-GLOBAL ID：201202282071347250   整理番号：12A1311053

全体の温冷感を示す生体信号として人体皮膚温の調査

Investigation of human body skin temperatures as a bio-signal to indicate overall thermal sensations

著者 (2件)： CHOI Joon-ho (Building Sci., School of Architecture, Univ. of Southern California, Los Angeles, CA 90089, USA) ,  LOFTNESS Vivian (Center for Building Performance and Diagnostics, School of Architecture, Carnegie Mellon Univ., Pittsburgh, PA 15213 ...)
資料名： Building and Environment  (Building and Environment)
巻： 58  ページ： 258-269  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： C0858A  ISSN： 0360-1323  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,10の体の分部から得た皮膚温度を調べ,生理学的データの相関関係(全体温熱感覚と皮膚温度)を分析することによって,熱感覚推定に人体皮膚温使用の可能性を検討する。人間の体は熱利得および熱損失のバランスをとるように,皮膚の温度を調節するので,皮膚温の使用は,温冷感の指標として使用できる可能性を秘めている。従って,この研究は環境実験部屋の人を使い,皮膚温変化が周囲温度条件と如何なる関係を示すか調べ,全体熱感覚を代表する情報を出す部位とデータの型を特定する。この研究では,26人のボランティアに室内温度20ー30°Cの実験室に約2時間,居てもらい計測を行った。この研究結果は,皮膚温変化率は,温度快適条件に従っており,皮膚の実際の温度レベルに従うものではないことを示し,また手首での温度は他の部分の温度より,解釈し易い値を示した。従って,ここでは,温度均一環境の於ける個々の温感を確実に表現する温感指標として皮膚温を使用することができることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *感覚 ,  *生体信号 ,  *皮膚温 ,  *調査 ,  生理学 ,  温度 ,  温覚 ,  指標 ,  実験 ,  ボランティア
準シソーラス用語： *温冷感 ,  周囲温度 ,  熱感覚

分類 (1件)： 建築環境一般  (RB02010T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 温冷感 ,  生体信号 ,  人体 ,  皮膚温 ,  調査