文献

J-GLOBAL ID：201202282238503496   整理番号：12A1237319

Akap200はDrosophilaの眼におけるDv-cbl発現の影響を抑制する

Akap200 suppresses the effects of Dv-cbl expression in the Drosophila eye

著者 (4件)： SANNANG Rowena T. (Univ. of Melbourne, Dep. of Anatomy and Neuroscience, 3010, Parkville, VIC, AUS) ,  ROBERTSON Hannah (Univ. of Melbourne, Dep. of Anatomy and Neuroscience, 3010, Parkville, VIC, AUS) ,  SIDDALL Nicole A. (Univ. of Melbourne, Dep. of Anatomy and Neuroscience, 3010, Parkville, VIC, AUS) ,  HIME Gary R. (Univ. of Melbourne, Dep. of Anatomy and Neuroscience, 3010, Parkville, VIC, AUS)
資料名： Molecular and Cellular Biochemistry  (Molecular and Cellular Biochemistry)
巻： 369  号： 1-2  ページ： 135-145  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： C0452B  ISSN： 0300-8177  CODEN： MCBIB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： c-Cbl癌原遺伝子のDrosophila melanogaster相同分子は,活性化受容体のエンドサイトーシスを増強することにより受容体チロシンキナーゼからのシグナル伝達をダウンレギュレートするように作用する。発生中のDrosophilaの眼におけるC末端切断されたv-Cbl癌遺伝子の類似体,Dv-cblの発現は,反対に秩序だった成体複眼への過剰なシグナル伝達および破壊に導く。Dv-cblと活性化Rasの共発現は,眼の発生の激しい破壊に導く。トランスポゾンベース誘導発現システムを用いてDv-cbl表現型を抑制できる分子をスクリーニングし,Aキナーゼアンカー蛋白質Akap200をアップレギュレートする対立遺伝子を同定した。Akap200の過剰発現はDv-cbl発現により引き起こされた表現型を抑制するばかりでなく,Dv-cblおよび活性化Rasの組合せ発現により引き起こされた眼の発生への激しい破壊も抑制した。また,Akap200も,Dv-cblの発現により引き起こされた過剰なシグナル伝達の影響を調節するレベルにおいて発生中のDrosophilaの眼において内因的に発現された。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ショウジョウバエ ,  *眼 ,  *プロトオンコジーン ,  *遺伝子発現 ,  タンパク質 ,  ヌクレオチド配列 ,  エンドサイトーシス ,  受容体型チロシンキナーゼ ,  細胞情報伝達 ,  ダウンレギュレーション ,  発生 ,  末端基 ,  複眼 ,  Rasタンパク質 ,  トランスポゾン ,  表現型 ,  タンパク質キナーゼA ,  *アダプタータンパク質 ,  アップレギュレーション ,  対立遺伝子
準シソーラス用語： Aキナーゼ ,  C末端 ,  c-Cbl ,  *Drosophila melanogaster ,  Ras ,  アンカー蛋白質 ,  シグナル伝達 ,  過剰発現 ,  *癌原遺伝子 ,  共発現 ,  受容体チロシンキナーゼ ,  相同分子種

分類 (6件)： 視覚  (EJ13020B) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (3件)： Drosophila ,  眼 ,  発現