文献

J-GLOBAL ID：201202282288852149   整理番号：12A0364562

エネルギー的および散逸的長さスケールの熱機械的ひずみ勾配塑性

Thermo-mechanical strain gradient plasticity with energetic and dissipative length scales

著者 (2件)： VOYIADJIS George Z. (Computational Solid Mechanics Lab., Dep. of Civil and Environmental Engineering, Louisiana State Univ., Baton Rouge ...) ,  FAGHIHI Danial (Computational Solid Mechanics Lab., Dep. of Civil and Environmental Engineering, Louisiana State Univ., Baton Rouge ...)
資料名： International Journal of Plasticity  (International Journal of Plasticity)
巻： 30-31  ページ： 218-247  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： D0468C  ISSN： 0749-6419  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小さな体積の不均一金属材料の塑性は,転位のバルクおよび界面での相互作用に支配される。高速の負荷による媒体内の温度分布と蓄積熱もまた,マイクロおよびナノシステムにおける機械的特性に強く影響する可能性がある。この報告では,界面エネルギー効果をもつ高次のひずみ勾配塑性の枠組みを,小さな規模と速い過渡プロセスでの材料の熱的および機械的応答の組み合わせを研究するのに用いた。マイクロ/ナノ構造の材料に現れるサイズ効果を正確に記述するために,そして強化と硬化の機構を提案するために,機械的状態変数のエネルギー的および散逸的なものへの分解にもとづいて,理論を展開する。このことはさらに,構成式に,エネルギー的および散逸的勾配長さスケールl_enとl_disをそれぞれ与える。二つの材料の間の微細組織的境界の影響はまた,提案した式のなかに取り込まれる。こうして,四つの材料長さスケールが導入される:二つはバルクの,ほかの二つは界面の。さらに,塑性的仕事の熱への転換によるシステム内の温度分布と,速い過渡時間による部分的な熱消失は,一般化された熱数式を用いてモデルに含まれる。微細組織的相互作用(すなわち,フォトンと電子の結合)と,速い過渡の効果は,熱的数式への二つの時間スケールの取り込みによって考慮する。展開された枠組みは,二軸のひずみのもとでの弾性基板上の薄膜を用いて数値的に解く。さらに,得られた結果を実験データと比較する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *塑性 ,  *応答 ,  表面エネルギー ,  ナノ構造 ,  微細構造 ,  エネルギー散逸 ,  エネルギー ,  構成方程式 ,  散逸 ,  アルゴリズム ,  状態変数 ,  金属薄膜 ,  金属
準シソーラス用語： バルク金属 ,  散逸エネルギー ,  数値アルゴリズム ,  *熱機械的応答 ,  熱散逸 ,  *歪勾配塑性

分類 (2件)： 金属の機械的性質  (BL01022T) ,  金属の格子欠陥  (BK12030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： エネルギー ,  散逸 ,  長さスケール ,  ひずみ勾配塑性