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J-GLOBAL ID:201202282306104619   整理番号:12A0726339

耐塩性を生じる1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸デアミナーゼ(ACCデアミナーゼ)によるトウガラシ(Capsicum annuum L.)の塩ストレス下におけるエチレン生合成の制御

Regulation of Ethylene Biosynthesis Under Salt Stress in Red Pepper (Capsicum annuum L.) by 1-Aminocyclopropane-1-Carboxylic Acid (ACC) Deaminase-producing Halotolerant Bacteria
著者 (3件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 265-272  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: H0851A  ISSN: 0721-7595  CODEN: JPGRDI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸(ACCデアミナーゼ)デアミナーゼ産生耐塩性細菌の接種によるトウガラシ植物における塩ストレス改良の機構を理解するために実行した。一般に,エチレン産生,ACC濃度,ACCシンターゼ(ACS)及びACCオキシダーゼ(ACO)酵素活性は塩ストレスレベルに比例して増加した。耐塩性細菌処理は,非接種対照と比較して塩ストレス化トウガラシ苗のエチレン産生を47-64%,ACC濃度を47-55%及びACO活性を18-19%減少させた。ACS活性は,非接種対照と比較してBacillus aryabhattai RS341で処理したトウガラシ苗で低下したが,塩ストレス条件下でBrevibacterium epidermidis RS15 (44%) and Micrococcus yunnanensis RS222 (23%)で処理した実生ではを高かった。非接種対照と比較して,ACCデアミナーゼ産生性耐塩性細菌で処理すると塩ストレス下で有意なトウガラシ植物成長が記録された。本研究結果は,全体的に塩ストレスはエチレン生合成経路の酵素活性度を増加させてエチレン産生を高めることを示唆する。ACCデアミナーゼ産生性耐塩性細菌による接種は特にACC濃度の低減で重要な役割を果たすが,ACO活性の減少に及ぼす直接的影響も観察された。抑制レベルの塩ストレス下で接種したトウガラシ植物の成長促進は耐塩性細菌に存在するACCデアミナーゼ活性に起因することが示唆される。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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野菜  ,  酵素生理 
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