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J-GLOBAL ID:201202282321146034   整理番号:12A0395890

初期バイオフィルム検出のためのALD酸化アルミニウム不動態化表面弾性波センサー

An ALD aluminum oxide passivated Surface Acoustic Wave sensor for early biofilm detection
著者 (11件):
資料名:
巻: 163  号:ページ: 136-145  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,動物血清および細菌生育培地における細菌バイオフィルム増殖モニタリングのために,再使用可能な表面弾性波(SAW)センサーを適用し成功したことを示す。細菌バイオフィルムは有毒な代謝副産物を産生し,重症感染症の特徴的指標である。従って細菌バイオフィルム増殖の継続的モニタリングは欠くことができない。本論文はパルスレーザ照射(PLD)による酸化亜鉛(ZnO)圧電薄膜蒸着によって得られる,バイオフィルム増殖モニタリングのための高感度SAWセンサーに関する。長期にわたる細菌生育培地や動物血清への曝露による損傷からZnOを保護するために,このセンサーのZnO層は原子層蒸着(ALD)を用いて酸化アルミニウム(Al2O3)により効果的に防御した。その結果,このセンサーは連続的バイオフィルム形成実験に再使用可能になった。SAWの検出限界は約5.3pgであった。In vivoの近似環境として,このSAWセンサーをLysogeny Broth(LB)培地および10%希釈ウシ胎児血清(FBS)におけるEscherichia coli W3110増殖試験に供した。LB培地およびFBSの両方におけるSAWセンサー出力において測定した共鳴周波数シフトは自然界のバイオフィルム増殖と合致した。このような繰り返し可能な結果は,実時間バイオフィルム検知のためのSAWセンサーの新規な適用を支持するものである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物科学研究法一般  ,  分析機器  ,  微生物検査  ,  電極過程 

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