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J-GLOBAL ID:201202282381455087   整理番号:12A0715279

ゾル-ゲル誘導したCuFeO2薄膜の評価とオプトエレクトロニック特性

Characterization and optoelectronic properties of sol-gel-derived CuFeO2 thin films
著者 (2件):
資料名:
巻: 520  号: 15  ページ: 5029-5035  発行年: 2012年05月31日 
JST資料番号: B0899A  ISSN: 0040-6090  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,石英基板にゾル-ゲル法CuFeO2薄膜と2ステップアニーリング工程を用いて,CuFeO2薄膜を堆積した。ゾル-ゲル法で得た膜を空気中500°Cで1時間アニールして,N2中で2時間600~800°Cでアニールした。X線回折パターンは,アニールしたゾル-ゲル誘導膜が,空気中アニールの場合,CuOとCuFe2O4相であることを示した。膜をN2中600°Cでアニールすると,付加的CuFeO2相が検出された。N2中でアニーリング温度を650°C以上に上げると,単一のCuFeO2相が得られた。CuFeO2薄膜では,Cu-2p3/2,F-2p3/2,およびO-1sの束縛エネルギーは,それぞれ932.5±0.1eV,710.3±0.2eVおよび530.0±0.1eVであった。CuFeO2薄膜の化学組成は,X線光電子分光法から,その化学量論組成に近いことが分かった。この研究におけるCuFeO2相の形成は,熱力学的計算から説明可能である。CuFeO2薄膜の光学バンドギャップは3.05eVであり,これは,N2中でのアニーリング温度に依存しない。正のHall係数とSeebeck係数から,CuFeO2薄膜のp型特性を確認した。CuFeO2薄膜の電気伝導率は,N2中での650°Cと700°Cでのアニーリング時に,それぞれ0.28Scm-1と0.36Scm-1であった。対応するキャリア濃度は,1.2×1018cm-3(650°C)と5.3×1018cm-3(700°C)であった。正孔伝導の活性化エネルギーは,140meV(650°C)と110meV(700°C)であった。これらの結果は,ゾル-ゲル処理法がデラフォサイトCuFeO2薄膜の作成に適した方法であることを実証する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酸化物薄膜  ,  その他の無機化合物の電気伝導 
タイトルに関連する用語 (4件):
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