文献

J-GLOBAL ID：201202282417468407   整理番号：12A0085610

表面塗装が本革ステアリングホイールの「握り心地」評価に及ぼす影響

著者 (5件)： 村田謙豪 (信州大 大学院) ,  金井博幸 (信州大 繊維) ,  嘉村渉 (信州大 大学院) ,  森島美佳 (信州大 繊維) ,  西松豊典 (信州大 繊維)
資料名： Journal of Textile Engineering  (Journal of Textile Engineering)
巻： 57  号： 6  ページ： 139-144  発行年： 2011年12月15日 
JST資料番号： L5665A  ISSN： 1346-8235  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 表面塗装のみが異なる本革表皮の「手触り感」と,それらを用いて作製したステアリングホイール(S/W)の「握り心地」について官能検査を行い,「手触り感」と「握り心地」の相関関係を調べた。本革表皮の物理的特性(圧縮特性,摩擦特性,表面粗さ,接触冷温感)より,S/Wの「握り心地」の予測式を作成した。主成分分析結果より,表面塗装が異なる本革表皮の「手触り感」,S/Wの「握り心地」は「しっとり感-ドライ感」,「粗滑感」で評価できることが分かった。S/Wの「しっとり感」は本革表皮の横方向のMIU/MMD(MIU:平均摩擦係数,MMD:MIUの平均偏差),「ドライ感」は横方向のRa(Ra:算術平均粗さ)に相関づけられた。

シソーラス用語： *把握 ,  *快適性 ,  *舵取ハンドル ,  自動車艤装 ,  皮革製品 ,  被覆 ,  触覚 ,  官能検査 ,  ポリウレタン塗料 ,  圧縮性 ,  表面粗さ ,  感覚 ,  摩擦係数 ,  式 ,  主成分分析 ,  相関係数 ,  表面被覆
準シソーラス用語： 表面コーティング ,  温冷感 ,  予測式

分類 (2件)： 皮革工業  (YM07000F) ,  車体構造とぎ装  (QG03060R)

引用文献 (8件)：

• NAGATA, M. Jpn J Erg. 1988, 24, 266-267
• HIRANO, A. JIDOUSHA-GIJUTSU. 1993, 24, 94-97
• BAN, A. JIDOUSHA-GIJUTSU. 2005, 52, 9-11
• SAKANE, T. JIDOUSHA-GIJUTSU. 2007, 99, 25-28
• TANAKA, C. Mazda Technical Review. 2006, 24, 84-89

タイトルに関連する用語 (4件)： 塗装 ,  革 ,  ステアリングホイール ,  評価