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J-GLOBAL ID：201202282592839469   整理番号：12A1226145

ひ化鉄超伝導体における分散ネマチック感受率

Divergent Nematic Susceptibility in an Iron Arsenide Superconductor

著者 (8件)： CHU Jiun-Haw (Stanford Univ., CA, USA) ,  CHU Jiun-Haw (SLAC National Accelerator Lab., CA, USA) ,  KUO Hsueh-Hui (Stanford Univ., CA, USA) ,  KUO Hsueh-Hui (SLAC National Accelerator Lab., CA, USA) ,  ANALYTIS James G. (Stanford Univ., CA, USA) ,  ANALYTIS James G. (SLAC National Accelerator Lab., CA, USA) ,  FISHER Ian R. (Stanford Univ., CA, USA) ,  FISHER Ian R. (SLAC National Accelerator Lab., CA, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 337  号： 6095  ページ： 710-712  発行年： 2012年08月10日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 可変歪により誘起されたBa(Fe_1-xCo_x)₂As₂単結晶の電気抵抗率の異方性から,格子変形下の電気的ネマチック応答を明らかにした。ビエゾ圧電体に試料を貼り付け,種々の歪を与えた。Ginzburg-Landau自由エネルギーから,一定応力下のネマチック応答は1/T(温度)分散を示し,駆動力は構造転移あるいはネマチック転移であるのに対し,一定歪下のネマチック応答は,真のネマチック転移の時のみ分散することを示した。Ba(Fe_1-xCo_x)₂As₂では,真のネマチック相転移が起き,その後構造相転移が起きることを明らかにした。さらに固有の内蔵歪の効果を考慮した電気抵抗率の変化を表す式も導いた。また最適な超伝導転移温度の組成近くで電気的ネマチック量子相転移が起きることも示した。

シソーラス用語： *ヒ化物 ,  *鉄化合物 ,  コバルト化合物 ,  バリウム化合物 ,  *超伝導体 ,  *電気抵抗率 ,  異方性 ,  格子歪 ,  応答 ,  圧電体 ,  自由エネルギー ,  Ginzburg-Landau方程式 ,  *相転移
準シソーラス用語： ネマチック応答 ,  電気的ネマチック転移

分類 (1件)： その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O)

タイトルに関連する用語 (3件)： 鉄 ,  超伝導体 ,  感受率