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J-GLOBAL ID:201202282638703931   整理番号:12A1444619

Cdx2はマウスにおいて初期始原生殖細胞集団の拡大に寄与する

Cdx2 contributes to the expansion of the early primordial germ cell population in the mouse
著者 (7件):
資料名:
巻: 371  号:ページ: 227-234  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Cdx遺伝子産物は後部増殖領域からの体軸伸長の程度を調節する。これらの転写因子はWntシグナリングの調節を介して体軸前駆細胞領域の適切なニッチを提供することにより胴部と尾部の組織の出現を維持する。Cdx遺伝子は,尿膜胚外中胚葉が生ずる後部を含む全原条内およびそれに沿って発現する。Cdx遺伝子は尿膜および胎盤迷路中のその派生物の完全な発生に必要である。マウス生殖細胞系統も原条の近位後部胚盤葉上層から生じ,尿膜を生ずる胚外中胚葉内で確立される。新しく特定化された始原生殖細胞(PGC)周囲のCdx遺伝子の発現が,尿膜や体軸前駆体と同様,この集団の維持と拡大に必要であるかを調べた。対照に比べ,Cdx2null胚においてPGCの数は有意に少なかった。Wnt3aの機能阻害は,Cdx2の不活性化と同程度,PGC集団を減じた。外来のWnt3aは,in vitroで培養したCdx2null後部胚組織中のPGCの数の減少を回復した。Cdx2はPGC自体では発現しないので,後部胚外組織のCdx2の発現が,標準的Wntシグナリングを刺激することにより生殖細胞前駆体の適切なニッチに寄与することを提唱する。後部増殖領域内にPGCが存在することはマウスに特異的なことであるので,本データはマウスのPGCが日和見主義的に体軸前駆体ニッチに依存するようになったことを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  生物学的機能 

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