抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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既存の研究により,セルロースをアルカリ処理すると結晶化度が変化することが知られている。結晶化度の測定にはX線回折が用いられることが多く,非晶化処理セルロースについて固体NMRを用いて測定した報告は少ない。本研究では固体NMRとX線回折用いて結晶化度の測定を行い,両者の比較を行った。さらに処理にともなう結晶性の変化によるNMRの緩和時間への影響について調べた。測定の結果,NMRのデータから得られた結晶化度とX線回折から得られた結晶化度は非常に高い相関を示した。緩和時間に関して明らかな非晶化処理の影響が認められた。(著者抄録)