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J-GLOBAL ID：201202282676250061   整理番号：12A1158554

二酸化チタンナノチューブアレイ上へのウシ血清アルブミンの吸着

Adsorption of bovine serum albumin onto titanium dioxide nanotube arrays

著者 (4件)： SHI Jie (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN) ,  FENG Bo (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN) ,  LU Xiong (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN) ,  WENG Jie (Southwest Jiaotong Univ., Chengdu, CHN)
資料名： International Journal of Materials Research  (International Journal of Materials Research)
巻： 103  号： 7  ページ： 889-896  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： E0438A  ISSN： 1862-5282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チタン表面上にアナターゼをもった二酸化チタンナノチューブアレイを調製するため陽極酸化とその後の熱処理を採用した。蛋白質吸着に及ぼすナノチューブの直径と長さの影響を調べるためウシ血清アルブミン(BSA)吸着試験を行った。試験片の表面形態,組織,組成を表面分析で調べた。蛋白質濃度を紫外分光光度計で測定した。BSAは化学吸着によってナノチューブ表面に吸着した。吸着質はナノチューブの構造によって影響された。二酸化チタンナノチューブアレイは平なチタン板よりBSAの吸着能が優れていた。ナノチューブ直径が大きいほどBSAは表面上に多く吸着した。しかしナノチューブ長さが増加するにつれBSA吸着質は減少する傾向を示した。160~200nmのナノチューブアレイは最高の吸着能を示した。吸着質はBSA溶液の濃度によっても影響を受けた。濃度の増加につれ吸着量は増加し,飽和値濃度は2.0mg/mlであった。

シソーラス用語： *血清アルブミン ,  *酸化チタン ,  *ナノチューブ ,  *配列 ,  *吸着 ,  直径 ,  長さ ,  分光光度計 ,  チタン ,  アノード酸化 ,  熱処理 ,  アナターゼ型結晶
準シソーラス用語： *ウシ血清アルブミン ,  *ナノチューブアレイ ,  吸着量 ,  蛋白質吸着 ,  二酸化チタン

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 酸化チタンナノチューブアレイ ,  ウシ血清アルブミン ,  吸着