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J-GLOBAL ID：201202282717046709   整理番号：12A1643451

消防士の個人用保護具と変時指標

Firefighter’s personal protective equipment and the chronotropic index

著者 (7件)： SMITH Denise L. (Skidmore Coll., NY, USA) ,  FEHLING Patricia C. (Skidmore Coll., NY, USA) ,  HULTQUIST Eric M. (Skidmore Coll., NY, USA) ,  LEFFERTS Wesley K. (Skidmore Coll., NY, USA) ,  BARR David A. (Skidmore Coll., NY, USA) ,  STORER Thomas W. (UCLA, CA, USA) ,  COOPER Christopher B. (UCLA, CA, USA)
資料名： Ergonomics  (Ergonomics)
巻： 55  号： 10  ページ： 1243-1251  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： B0488A  ISSN： 0014-0139  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 個人用保護具(PPE)は,様々な業務関連の危険(火災,尖った物体,生物学的物質および化学物質)から身を守るために消防士が着用する。PPEの進化により,保護レベルおよび範囲は著しく増加したが,生理学的負担および動作障害も大きくなった。消火活動は,きつい作業,高い環境温度およびPPEにより,消防士に大きな心臓血管負担を与える。本研究では,漸増運動の間の心臓血管および代謝応答へのPPEの影響を調査し,PPEが心拍数(HR)と変時指標(CI)として表現される酸素摂取量の関係に影響を与えるかどうか究明することを目的とした。10名の健康な男性が参加して,3つの条件,即ち参照(CON),PPE,加重チョッキ(WV)(PPEと同重量)着用条件下で,負荷漸増法により随意消耗に至る運動試験を行った。消耗までの時間は他の条件と比較してCONにおいて有意に長かった。亜最大酸素摂取量およびHRは,PPEおよびWV条件と比較してCONにおいて有意に低かった。CIは3条件とも同程度であった(CON:32.2±4.5,PPE:31.7±5.7,WV:32.6±4.9)。これは,付加重量および封入衣服は,参照条件と比較してHRと酸素摂取量の上昇につながるが,CIは影響されないことを示している。

シソーラス用語： *消防士 ,  *作業負荷 ,  *保護具 ,  個別方式 ,  心臓収縮 ,  循環系 ,  *心拍 ,  *酸素消費
準シソーラス用語： PPE

分類 (3件)： 生体計測  (EL03020C) ,  安全管理  (KB06000D) ,  産業衛生,産業災害  (GB05000S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 消防士 ,  個人用保護具 ,  指標