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J-GLOBAL ID：201202282753348533   整理番号：12A1439597

乗算器不良に基づくRSAの新しい不良解析

A New Fault Analysis on RSA Based on the Fault of Multiplier

著者 (4件)： CHEN Caisen (Ordnance Engineering Coll., Shijiazhuang City, CHN) ,  WANG Tao (Ordnance Engineering Coll., Shijiazhuang City, CHN) ,  KOU Yingzhan (Ordnance Engineering Coll., Shijiazhuang City, CHN) ,  ZHAO Xinjie (Ordnance Engineering Coll., Shijiazhuang City, CHN)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 8350  ページ： 83500F.1-83500F.8  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 暗号アルゴリズムは,理論的には安全であると考えられてきたが,この10年間に暗号装置に対する新種の攻撃が公になった。RSAの実装アルゴリズムは,主としてモジュール式累乗法であり,2乗および乗算アルゴリズムを含むいくつかのアルゴリズムで実現できる。従来のRSAの不良解析は,モジュラスNの修正に基づくが実用化が困難である。本稿では,2乗および乗算アルゴリズムの不良解析に焦点を当てつつも,モジュラスNの修正の代わりに,乗算器にランダムな不良を注入することに基づく新しいRSAの「左から右」実装の不良解析法を提案した。実用上,この攻撃は従来のものより容易である。累乗の間に,電源電圧を変えることにより乗算器に不良を注入でき,乗算器出力を不良にできる。さらに,この攻撃をOpenSSLライブラリで使用されている固定窓累乗(FWE)実装にも拡張した。また,本アルゴリズムの複雑度について解析した。アルゴリズムの拡張性,実行可能性について理論的およびシミュレーション実験により証明した。実験の結果,この新しい不良解析アルゴリズムが運用上,より実用的であることが示された。

シソーラス用語： *アルゴリズム ,  暗号 ,  符号化 ,  復号化 ,  *乗算器 ,  *故障解析 ,  サイバー攻撃
準シソーラス用語： *暗号アルゴリズム ,  *不良解析 ,  攻撃【情報】

分類 (1件)： データ保護  (JD01020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 乗算器 ,  RSA ,  不良解析