文献

J-GLOBAL ID：201202282775966915   整理番号：12A0710495

不正行為の探知に於ける質量分析の威力

The power of mass spectrometry in the detection of fraud

著者 (1件)： POEPPING Bert (Eurofins)
資料名： Inform  (Inform)
巻： 23  号： 4  ページ： 212-215  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： T0962A  ISSN： 1528-9303  CODEN： IFRMEC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 詐欺的な製品が,産業に毎年数十億ドルの負担をかけている。香水は好個の一例であり,図に2つのよく似ていて紛らわしい製品を示した。質量分析(MS)は,詐欺的行為が製品の組成変化(即ち,取替,混合,または添加)に関係づけた時,不正行為を同定するための優れた技術である。製品の地理的起源を決定するのを可能にする一技術である,部位特異的天然同位元素分別(SNIF)等の他の技術が,これを支援するかも知れない。しかしながら,不正行為が更に技巧を凝らすに連れて,方式はそれ以上に発展されねばならなかった。初期手法は,MSに未知化合物を検出する能力,所謂,非標的分析,を与えるために行なわれた。しかしながら,これは,その全ての(生物学的な)多様性を有する本来の製品が,夫々の分析が比較されそして評価される必要がある数10~数100ギガバイトのデータを発生するので,計算機処理能力および記憶容量に関して計り知れない挑戦に役立つ,ことを必要としていた。記憶容量および計算力の現在の増加率は,MSを不正行為を探知するたための最強の技術の1つになる上で,将来は著しいボトルネックと成らないであろう。

シソーラス用語： *犯罪 ,  *製品 ,  *検出器 ,  *質量分析 ,  香水 ,  化学組成 ,  変化 ,  同位体 ,  同位体分別 ,  計算機処理速度 ,  記憶容量 ,  能力 ,  生物多様性 ,  ELISA ,  比較
準シソーラス用語： 情報処理能力 ,  *職業上の不正行為 ,  天然同位元素

分類 (4件)： 質量分析  (CC03013N) ,  品質管理一般  (KB04010A) ,  精油,香料  (YG03020H) ,  同位体分離  (CB10030R)

物質索引 (1件)： メラミンシアヌル酸付加物

タイトルに関連する用語 (3件)： 行為 ,  探知 ,  質量分析