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J-GLOBAL ID：201202282788914760   整理番号：12A0961679

蜂の巣格子系Na₃T₂SbO₆(T=Cu,Ni,Co)の磁気励起スペクトル

Magnetic Excitation Spectra of Honeycomb System Na3T2SbO6 (T=Cu, Ni, Co)

著者 (5件)： MIURA Y. (Nagoya Univ.) ,  YASUI Y. (Nagoya Univ.) ,  MOYOSHI T. (Nagoya Univ.) ,  SATO M. (Nagoya Univ.) ,  KAKURAI K. (JAEA)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Review(Web)
号： 2011-050  ページ： 1-2-31 (WEB ONLY)  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： U0296A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Na₃Cu₂SbO₆はNa原子層に隔てられたCuO₆八面体が磁気的に結合した蜂の巣格子構造を持っている。磁化率の温度依存性および比熱の実験から,この系ではスピンギャップが存在すると考えられている。本研究では,Na₃Cu₂SbO₆単結晶に対して,10~200Kの間で,中性子散乱実験を行い,磁気励起スペクトルから直接スピンギャップを見積もった。その結果,ギャップエネルギーとして9meVの値を得た。反強磁性と強磁性結合で交互に結合した磁気鎖モデルにより,この系の磁気的挙動を説明した。

シソーラス用語： 格子 ,  *励起 ,  *励起スペクトル ,  磁化率 ,  比熱 ,  エネルギーギャップ ,  中性子散乱 ,  反強磁性 ,  結合 ,  低次元系 ,  *酸素酸塩 ,  *銅化合物 ,  *ナトリウム化合物 ,  *アンチモン化合物
準シソーラス用語： 蜂の巣格子 ,  *磁気励起 ,  スピンギャップ ,  反強磁性結合 ,  *銅酸塩

分類 (1件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

引用文献 (1件)：

• [1]Y. Miura et al.: J. Phys. Soc. Jpn. 75(2006) 084707.

タイトルに関連する用語 (5件)： 蜂の巣格子 ,  Ni ,  CO ,  磁気 ,  励起スペクトル