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J-GLOBAL ID:201202282875929219   整理番号:12A0273387

「第6回 日本LCA学会研究発表会からの投稿」水田輪作体系における有機・慣行大豆生産の比較LCA

Comparative Life Cycle Assessment of Organic and Conventional Soybean Production in Paddy Fields under Rotational Cropping
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 2-13  発行年: 2012年01月25日 
JST資料番号: L6922A  ISSN: 1880-2761  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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豆腐,味噌,醤油等の伝統的加工食品の材料である大豆の生産は米の生産調整のために転作された水田で行われている。食の安全性への関心が高まり,有機大豆の需要が高まり,高価格で取引されている。田畑輪作は水田と畑のそれぞれの雑草対策になり,除草剤を使用しない有機農業にとってメリットは大きい。従って,有機大豆を組み入れた水田輪作体系の構築は環境と経済性の両立が必要である今後の日本農業の展開方向の一つと思われる。そこで,環境負荷削減効果について,水田輪作における有機・慣行大豆生産の比較LCAを実施した。調査は福島県南相馬市の現地実証圃場で行い,影響領域として地球温暖化,酸性化,富栄養化とエネルギー消費を取り上げた。その結果,大豆栽培のみの比較では,有機大豆は慣行大豆に比べ,4領域ともに環境負荷を70%以下に削減した。しかし,慣行栽培と比較した輪作体系全体の有機栽培は地球温暖化とエネルギー消費に効果はあったが,酸性化と富栄養化をもたらした。
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分類 (2件):
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豆類  ,  環境問題 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (56件):
  • 1) 農林水産省,大豆をめぐる事情,農林水産省ホームページ,入手先<http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/pdf/daizu-meguji-h2304.pdf>,(参照2011-7-15)
  • 2) 農林水産省,平成21年度有機農産物等の格付実績,農林水産省ホームページ,入手先<http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/yuuki」isseki-i4.pdf>,(参照2011-7-15)
  • 3) 農林水産技術会議事務局編(1995):農林水産研究文献解題No.21環境保全型農業技術編,農林統計協会,東京,749-750
  • 4) Kägi, T., Nemecek, T., Gaillard, G. (2007): AGRARForschung, 14(10), 460-465
  • 5) Dalgaard, R., Schmidt, J., Halberg, N., Christensen, P., Thrane, M., Pengue, W.A. (2008): Int. J. LCA, 13 (3), 240-254
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