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J-GLOBAL ID：201202282957122054   整理番号：12A0535224

固体酸化物燃料電池インターコネクト材に使用する3種のFe-Cr基合金の酸化挙動の比較

Comparison of oxidation behaviours among three Fe-Cr based alloys for solid oxide fuel cell interconnect

著者 (3件)： CHENG Y.-N. (Inst. Nuclear Energy Res., Lungtan, TWN) ,  CHU C.-L. (National Central Univ., Chung-Ii, TWN) ,  LEE S. (National Central Univ., Chung-Ii, TWN)
資料名： Corrosion Engineering, Science and Technology  (Corrosion Engineering, Science and Technology)
巻： 47  号： 1  ページ： 25-30  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： B0684A  ISSN： 1478-422X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固体酸化物燃料電池カソード模擬環境として800°C以上の高温空気にFe-Cr基合金を暴露して酸化挙動および電気伝導度を調べた。試料としてCrofer 22APU,ZMG232およびこれと等質のequi.ZMG232を用いた。下地合金と酸化物スケール間の接触比抵抗(ASR)の変化を酸化時間の関数として測定した。800°Cの空気中においてこれらの合金の酸化速度は放物線則に従った。酸化速度は温度と共に増大した。Crpfer 22APUの酸化速度はequi.ZMG232のそれより0.21桁小さく,Crofer 22APUは,比較材より優れた耐酸化性を示した。表面酸化物スケールをマイクロアナライザー,走査電子顕微鏡およびX線回折法により分析した。酸化物スケールはいずれもスピネル構造で,外層は(Mn,Fe)Cr₂O₄,内層はCr₂O₃であった。両合金のASRは初期に急速に増大するが,酸化物スケールの厚さの増加と共に放物線に従って増大した。

シソーラス用語： 固体酸化物燃料電池 ,  *電気材料 ,  *鉄合金 ,  クロム含有合金 ,  *耐酸化性 ,  *高温酸化 ,  *電気伝導率 ,  表面抵抗 ,  *スケール ,  接触抵抗 ,  比較試験
準シソーラス用語： *インターコネクト材 ,  スピネル構造 ,  高温空気 ,  酸化速度

分類 (2件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 固体酸化物燃料電池 ,  インターコネクト材 ,  Fe ,  Cr基合金 ,  酸化挙動