抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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今日の製造企業はコスト的に有効な製造システムの取入れを模索している。最近の製造企業の概観は,成功している企業が世界中に製造機能を分散してきたことを示している。製造企業の成功は,世界中に分散された製品開発プロセスと製造の運転に依存している。分散式製造エージェントの協調と製造データの統合は世界的な製造企業の成功にとって主要な役割となる。分散した製造エージェントが互いに協調できることを研究した例は多い。製造プロセスを通して製造データの整合を行うために,数多くの解決法が提案された。そのうちの1つは,ISO10303(STEP)スタンダードであるが,このスタンダードを採用すると,製造エージェントの機能を弱める統合および協調手法の反意性効果を認識することができる。我々の最新の研究で,LAYMODと名付けた統合・協調製造プラットフォームを開発した。問題のプラットフォームは種々の協調的および統合されたCAxシステムに十分応用されたが,その組込み構造は分散製造システムへの応用にネックとなった。分散製造エージェントのための統合的かつ教養的なプラットフォームを得るために,本稿ではサービスを指向した手法を提案した。この手法は製造業において主要な変換を可能にする技術の1つとして知られるクラウドコンピューティングパラダイムから考案した。また,STEPスタンダードに基づいて生産データの統合を維持するために,新しいサービスを指向した手法を提案した。この手法はXMLデータ構造をサポートすることができるSTEPスタンダードの新たな機能に沿っている。その結果は,新たなXMLAYMODと名付けたプラットフォームである。XMLAYMODはSTEPスタンダードをベースとした分散製造の協調とデータ統合をサポートすることができる。分散協調の要求を満たし,STEPスタンダードの不足に対処するために,このプラットフォームの異なる側面が簡単な事例を通して議論された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.