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J-GLOBAL ID：201202282990948570   整理番号：12A0779334

HSAPO-34触媒内におけるメタノールのオレフィン類への転換反応における皮むき機構の重要でない役割の理論的洞察

Theoretical insight into the minor role of paring mechanism in the methanol-to-olefins conversion within HSAPO-34 catalyst

著者 (5件)： WANG Chuan-ming (Shanghai Res. Inst. of Petrochemical Technol., SINOPEC, Shanghai 201208, CHN) ,  WANG Yang-dong (Shanghai Res. Inst. of Petrochemical Technol., SINOPEC, Shanghai 201208, CHN) ,  LIU Hong-xing (Shanghai Res. Inst. of Petrochemical Technol., SINOPEC, Shanghai 201208, CHN) ,  XIE Zai-ku (Shanghai Res. Inst. of Petrochemical Technol., SINOPEC, Shanghai 201208, CHN) ,  LIU Zhi-pan (Dep. of Chemistry, Fudan Univ., Shanghai 200433, CHN)
資料名： Microporous and Mesoporous Materials  (Microporous and Mesoporous Materials)
巻： 158  ページ： 264-271  発行年： 2012年08月01日 
JST資料番号： E0642C  ISSN： 1387-1811  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭化水素プール種の構造への洞察とその触媒活性および選択性に及ぼす影響は,メタノールのオレフィン類(MTO)への転換反応において,緊急に必要とされている。その基本的な論点は反応機構の理解である。以前,著者らは,側鎖炭化水素プール機構の一つの完全な触媒サイクルを明らかにした。この論文では,HSAPO-34ゼオライト触媒での種々のメチルベンゼン類(MB)に対する皮むき炭化水素プール機構を周期的密度関数理論計算によって総括的に研究した。完全な触媒サイクルは,メチル化,環縮小,プロトンまたはメチル基の移行,側鎖アルキル基の離脱,およびMB類の再生を含む一連の素反応過程を含んでいる。主な隘路は5員環陽イオンからのMB類の再生であると同定されている。5員環構造を有する中間体陽イオンと一級炭素陽イオンの様相を示す遷移状態は皮むき経路では不安定である。種々のMB類の総括的エネルギー障壁はメチル基の数に強く依存している。皮むき経路と側鎖経路の動力学を比較することによって,著者らは完全な皮むき機構が一つのより高いエネルギー障壁を示し,これがMTO転換反応で一つの重要でない経路になっていることを例示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *触媒反応 ,  *アルケン ,  *リン酸塩 ,  合成ゼオライト ,  *反応機構 ,  素反応 ,  密度汎関数法 ,  計算機シミュレーション ,  律速 ,  反応中間体 ,  カルボニウムイオン ,  反応速度論 ,  反応経路 ,  脂肪族アルコール ,  アルキルベンゼン
準シソーラス用語： *MTO反応 ,  *SAPO-34 ,  エネルギー障壁 ,  オレフィン ,  カルボカチオン ,  メチル基 ,  触媒サイクル ,  素反応過程 ,  律速段階

分類 (3件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  その他の有機化学反応  (CF02100O) ,  脂肪族アルコール  (CF03090H)

物質索引 (2件)： メタノール ,  メチルベンゼン

タイトルに関連する用語 (8件)： 触媒 ,  メタノール ,  オレフィン類 ,  転換反応 ,  皮むき ,  役割 ,  理論 ,  洞察