抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本講演では,これまでの視覚機能の研究の流れを振り返る。1930年代に推奨照度の基礎を設立するため,視覚機能の研究は始まった。著者が照明の研究に参加した1970年代は,エネルギー危機が主要な関心事であり,ビルの消費電力が大きな問題であった。英国および米国でそれぞれ異なる研究アプローチが進み,推奨照度も異なるものとなった。その差異を解決する研究の結果として,相対視覚機能(RVP:Relative Visual Performance)モデルが提案された。その後,道路照明が大きな話題となり,道路照明による視覚機能の改善は,夜間の衝突事故の減少に関係することが示された。視覚機能の理解は照明の実践に今でも重要である。