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J-GLOBAL ID:201202283152360141   整理番号:12A0189242

環境中サンプルの痕跡量の水銀種の曇り点抽出と分光光度定量

Cloud point extraction and spectrophotometric determination of mercury species at trace levels in environmental samples
著者 (3件):
資料名:
巻: 88  ページ: 516-523  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新規な,ミセルを介した分離と事前濃縮法を,分光光度定量前の水銀イオンの超微量分析法を開発した。この方法は,1-(2-ピリジルアゾ)-2-ナフトール(PAN),4-(2-チアゾリルアゾ)レソルシノール(TAR)といったキレート剤存在下における,ポリエチレングリコールーt-オクチルフェニルエーテル(TritonX-114)を用いたHg(II)イオンの曇り点抽出(CPE)を基礎としている。Hg(II)イオンは,界面活性剤の中でPAN及びTARの両方と反応し,それぞれpH9.0及び8.0の疎水性複合体を形成する。相分離は5分,3500rpmの遠心分離により実施した。Hg(II)-PANとHg(II)-TAR複合体から得たキャリブレーショングラフは,それぞれの直線範囲は10-1000μgL-1,50-2500μgL-1,それぞれの検出限界は1.65,14.5μgL-1であることを示した。相対標準偏差(RSDs)は,25及び250μgL-1のHg(II)の定量に対し,それぞれ1.85%,2.35%であった。数種のイオンの妨害の影響を調べ,一般的な水サンプル中に,Hg(II)の定量に著しい影響を与えるイオンは存在しないようであった。開発した方法は,環境中の水サンプルの水銀濃度を定量に応用することに成功した。提案した方法の正確性と信頼性を,QC Metal LL3(VWR,飲料水),IAEA W-4(NIST,模造の新鮮な水)のような既知の標準物質の,5回繰り返し分析の平均により試験した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水銀とその化合物  ,  水中の汚染物質の物理分析 

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