文献
J-GLOBAL ID:201202283206566700   整理番号:12A0256825

TiO2ナノ粒子の添加によるMg2Siの熱電特性の強化

Enhanced thermoelectric properties of Mg2Si by addition of TiO2 nanoparticles
著者 (6件):
資料名:
巻: 111  号:ページ: 023701  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
TiO2ナノ粒子の添加によるMg2Siの熱電特性への効果を実験的に評価した。Mg2Siのバッチを直接固相反応で作り,分割して0.5から3vol%までの割合のTiO2ナノ粒子と混ぜ,次いで円盤状に焼結した。全ての試料はn型伝導を示し,Seebeck係数の絶対値はTiO2添加により低下したが,電気抵抗は大幅に下落した。熱伝導率もナノ粒子の添加により驚くほど低かった。熱電性能指数ZT=TS2σ/kの最適値は1vol%の添加で実現し,純粋Mg2Siのほとんど3倍であった。さらにTiO2を添加するとZTは下がり,3vol%で純粋Mg2Siと同程度になった。焼結工程では全てのTiO2が還元または化学反応によりTiSi2かおそらくチタン金属さらには還元したTiOxが生じる結果となった。電気伝導率の増加とSeebeck係数の低下はキャリア密度の増加が原因であるが,それを引き起こしたのは混入化合物あるいはMg2Si母材のチタンドーピングであろう。複合材の熱伝導率への影響が低かったのは,混入化合物の熱伝導率が比較的高く,粒界散乱を増す効果を打ち消すことなったと説明できる。あるいは,化合物を導入しても粒界散乱濃度がそれほど増さなかったことになる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
半導体結晶の電気伝導 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る