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J-GLOBAL ID:201202283249658064   整理番号:12A1421709

硫化物によるCr(VI)低減時における生物起源シュベルトマナイトの促進的役割とその機構

Facilitating role of biogenetic schwertmannite in the reduction of Cr(VI) by sulfide and its mechanism
著者 (5件):
資料名:
巻: 237-238  ページ: 194-198  発行年: 2012年10月30日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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近時Cr(VI)のCr(III)への効率的転換は,環境リスクの視点から注目を浴びている。本稿では,硫化物によるCr(VI)低減時における生物起源シュベルトマナイトの接触的機能及びその機構を異なる回分実験条件下で調査した。その結果,シュベルトマナイトが硫化物によるCr(VI)除去を著しく促進し,反応速度は,pH7.5,8.0及び8.8の条件下で標準区(無シュベルトマナイト区)に比して,夫々11,8及び6倍だけ向上し,更に,Cr(VI)のCr(III)への転換は,シュベルトマナイト負荷及び温度と共に増大するが,硫化物によるCr(VI)低減における生物起源シュベルトマナイトの促進的役割は,F-,Fe(III)錯化剤の一種,の導入によって著しく抑制される事などが分かった。シュベルトマナイトの接触作用は,シュベルトマナイト表層上の活性Fe(III)に由来し,硫化物とCr(VI)間の電子輸送に対する「橋」として機能し,硫化物によるCr(VI)低減を改善に導くものと結論した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  環境衛生,公害対策一般 

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