抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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質量分析計インターフェースに接続した誘導結合プラズマを計算機で調べた。サンプラーの背圧,インジェクタガス流量,補助ガス流量及び印加パワーの影響を調べた。トーチ内の中央チャネルの存在と適切な長さを保証する各セットアップに対してインジェクタガス流量の最適範囲があるように思われた。また,特定の目的のために,中央ガス流のみがサンプラーオリフィスを通過するか,またはそれが補助ガス流によって伴われているかいずれかを制御することが可能であることを著者等のモデリング結果は示した。また,幾何学的形状に依存して,流出ガス流量の変動はインジェクタガス流量の変動よりもはるかに少なく,これがトーチ内部に僅かに高い圧力を引き起こすことを見出した。印加パワーを増やす一般的な効果は,プラズマ温度の上昇であり,これはコイル領域におけるより高いイオン化をもたらした。しかし,負の効果は,サンプラーにサンプル物質を移動させることが重要であるクール中央チャネルの長さを短くすることであった。適切な印加パワーの使用によりシステムの効率を向上できた。実際に,ガス流路ラインを変更することにより,どの流れ(すなわち,インジェクターガスからかあるいは補助ガスからの流れ)がサンプラーオリフィスに行くかを電源が制御できた。最後に,また文献の実験から報告されているように,サンプラーの背圧はプラズマ特性に劇的な効果を与えなかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.