文献

J-GLOBAL ID：201202283322674596   整理番号：12A0494046

残留電荷法を用いた22kV CVケーブル(E-E Type)の劣化診断適用の一考察について

A Study on Deterioration Diagnosis for 22kV XLPE Cable (E-E Type) by Residual Charge Method

著者 (3件)： 日下則宏 (東京電力) ,  大貫幸一 (東京電力) ,  今博之 (ビスキャス)
資料名： 電気学会誘電・絶縁材料研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： DEI-12  号： 53-59  ページ： 1-6  発行年： 2012年02月22日 
JST資料番号： Z0908B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 架橋ポリエチレン絶縁ケーブル(CVケーブル)における湿式架橋・絶縁体-半導電層の二層押し出し方式(E-T Type)での劣化診断実績を踏まえ,今後予想される乾式架橋・三層押し出し方式(E-E Type)の絶縁劣化に対する残留電荷法の適用拡大について考察した。22kV CVケーブルのE-T Typeを用いた交流遮断残留電荷法の採用について示した。E-E Typeへの適応拡大検討として,劣化様相や残留電荷法の評価を実施した。6.6kV CVケーブルによる検証も実施し,劣化判定の可能性が示唆された。

シソーラス用語： *CVケーブル ,  故障診断 ,  劣化故障 ,  *絶縁劣化 ,  電荷 ,  水トリー
準シソーラス用語： *残留電荷 ,  *劣化診断

分類 (2件)： 電線・ケーブル  (NA05020S) ,  絶縁材料  (NA04030W)

引用文献 (3件)：

• (1)「キュービクル形ガス絶縁開閉装置(C-GIS)の技術動向」、電気学会技術報告、1992.10
• (2) T. Tsukamoto, H. Sato, K. Onuki, H. Kon, H. Tanaka : “Investigation of Residual-charge Method without DC voltage", National Convent ion Record IEE Japan, 7-182 (2007) 塚本豊司、佐藤英章,大貫幸一,今博之,田中秀郎:「直流代替波形の残留電荷法への適用検討」,平成19年電気学会全国大会, 7-182(2007)
• (3) K. Miyajima, H. Kon, K. Watanebe, and K. Uchida : “Diagnosis for Water-Tree Deteriorated Cross-linked Polyethylene Cable by the Improved Residual-Charge Measurement", IEEJ Trans PE, Vol. 125, No. 2, pp. 199-205 (2005) 宮島和久、今博之、渡辺和夫、内田克己:「新規残留電荷法によるCVケーブルの水トリー劣化診断」,電学B, Vol125.No.2,p.199-205(2005)

タイトルに関連する用語 (3件)： 残留電荷 ,  CVケーブル ,  劣化診断