文献
J-GLOBAL ID:201202283369246967   整理番号:12A1112112

植物原料と化学工学 植物性バイオマス構成成分の分離と有用製品化

著者 (2件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 452-454  発行年: 2012年08月05日 
JST資料番号: F0099A  ISSN: 0375-9253  CODEN: KKGKA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
超高温高圧水蒸気爆砕処理装置を用いて環境低負荷な処理法の一つである水蒸気爆砕により植物性バイオマスの全構成成分を有効に利用することを目指している。水蒸気爆砕処理は,熱化学的処理法の一つであり,水と熱のみを用いて処理ができる。試料を高温高圧反応容器に入れ,所定の時間(1~IO分)高温高圧水蒸気下におき,反応容器内の圧力を一気に大気圧下に戻すことによる断熱膨張作用による木質構造の物理的破砕とオートヒドリシスと呼ばれる高温状態の活性化された水分子による多糖(主としてヘミセルロース)の分解により産生した酢酸などの有機酸による加水分解反応の効果を併せ持つ処理である。試料はチップ状で処理可能(粉砕の必要無)であり,処理後の廃液処理や装置の耐薬品装備も不要であり,かつ比較的短時間に処理ができる。さらに本装置では,従来の水蒸気爆砕処理温度(150~240°C)よりも高い285°C(7.OMPa)までの水蒸気爆砕処理が可能であり,難分解性(縮合型リグニンを含有)のスギのような針葉樹の脱リグニン処理ばかりでなく,セルロースの直接糖化(酵素を用いないグルコースヘの変換)にも有効である。本稿では,水蒸気爆砕処理法による植物性バイオマスの構成成分の有効利用法の一例として,タケ(孟宗竹)の総合的な有効利用法について紹介した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  化学工学一般  ,  反応操作(単位反応) 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る