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J-GLOBAL ID:201202283389263183   整理番号:12A0971211

太平洋クロマグロが福島由来の放射性核種を日本からカリフォルニアへ運ぶ

Pacific bluefin tuna transport Fukushima-derived radionuclides from Japan to California
著者 (3件):
資料名:
巻: 109  号: 24  ページ: 9483-9486  発行年: 2012年06月12日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2011年3月11日の津波によって引き起こされた福島第1原発事故に伴い過去に例のない量の放射性核種が太平洋に流れ出た。北太平洋を移動する太平洋クロマグロThunnus orientalis(PBFT)が,この放射性核種を日本からカルフォルニアに運んだ証拠について報告する。2011年8月にカルフォルニアで捕獲された生後1年から2年の125頭のPBFTの肉組織に含まれるガンマ線放出核種を分析した。1kgあたりセシウム134が4.0±1.4Bq,セシウム137が6.3±1.5Bq検出された。一方,福島の事故以前のPBFTや2011年に捕獲した非回遊性のキハダマグロではセシウム134は検出されず,セシウム137はバックグラウンドレベル(~1Bq)であった。これらの結果は放射性核種の分析(セシウム134とセシウム137の比の分析など)が魚の回遊履歴を辿るのに有用であるとともに,回遊する生物が放射性元素を太平洋上で運搬することを明らかにした。
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分類 (2件):
分類
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環境の汚染及び防止  ,  動物での代謝と蓄積 

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