航空用ガスタービン燃焼システムにおける多孔減衰ライナーの適用

RUPP Jochen; CARROTTE Jon; MACQUISTEN Michael

文献

J-GLOBAL ID：201202283445809593 整理番号：12A1046526

航空用ガスタービン燃焼システムにおける多孔減衰ライナーの適用

The Use of Perforated Damping Liners in Aero Gas Turbine Combustion Systems

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資料名：
巻： 134 号： 7 ページ： 071502.1-071502.10 発行年： 2012年07月
JST資料番号： E0270B ISSN： 0742-4795 CODEN： JETPEZ 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

ガスタービン燃焼器の火炎管内の燃焼音響による圧力変動に対する二重壁多孔減衰ライナーの効果を実験と解析モデルで検討し,最適設計条件を示した。燃焼による音圧変動の吸収メカニズムを単一孔オリフィスで説明し,減衰と調量の二重多孔ライナー壁を採用した。燃料インジェクターと火炎管を模擬した等温試験装置の概要を説明し,二重ライナー間隔をパラメータとする音響吸収データを示した。一方,長波長の音波を仮定して流速,圧力等で表した一次元解析モデルを提示し,非定常圧力損失,音響吸収エネルギー量等を実験値と比較した結果,高周波側での音波モード補正と併せて良い一致が得られた。音響吸収エネルギー量に対する二重ライナーの間隔,定常圧力損失分担比,ライナー間キャビティの容積や圧力等の効果を考察して,減衰および調量ライナーの開孔率,間隔,キャビティー容積等の形状最適化を示した。併せて高温燃焼ガスの吸込み限界条件の試算結果を示した。減衰ライナー部で音響エネルギーを吸収し,調量ライナーで定常圧力損失を分担する二重壁ライナーの設計法を確立できたと結論した。

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ガスタービン , 燃焼一般

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