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J-GLOBAL ID：201202283524802936   整理番号：12A0819167

建築研究所の最近の取組みより(その5)既存建築ストックの再生・活用手法に関する一連の研究

著者 (1件)： 濱崎仁 (建築研)
資料名： 住宅
号： 693  ページ： 53-58  発行年： 2012年05月20日 
JST資料番号： S0648A  ISSN： 0449-4512  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,住宅ストックを再生・活用するために必要となる質の向上を目指した補修・改修・補強技術について,建築研究所での取り組みを紹介する。1)既存住宅の居住空間を可変にするための補強技術:a)梁せい低減による頭上空間の拡大,b)あと抜き貫通孔の補強による設備配置の自由化,2)既存建物の耐久性向上技術:a)供用期間延長のための考え方としては,強度・中性化,かぶり厚さの調査から長期使用に耐えうるかの判定を行い,補修・改修方法を選択する。改修方法としては,ひび割れ・欠損等の顕在化した劣化の補修,鉄筋腐食などの潜在的な劣化要因に対する補修,かぶり厚さを増し厚するような耐久性向上のための補修がある。b)ポリマーセメントモルタルを適用した耐久性向上技術。

シソーラス用語： *建築物 ,  資源再生 ,  *再利用 ,  *建設技術 ,  家庭 ,  住宅建設 ,  経時変化 ,  集合住宅 ,  面積 ,  中層建築 ,  *改修 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  梁 ,  スルーホール ,  *耐久性 ,  寿命延長 ,  プラスチックモルタル ,  修理

分類 (1件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X)

引用文献 (7件)：

• 1)総務省統計局:平成20年住宅土地統計調査(http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2008/index.htm)
• 2)日比野陽ほか:既存壁式鉄筋コンクリート造建物の梁せい低減に対する補強方法、コンクリート工学年次論文集、Vo1.31、No.2、253-258、2009.7
• 3)国土交通省大臣官房官庁営繕部監修:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成22年版、公共建築協会、2012
• 4)日本建築学会:鉄筋コンクリート造建築物の耐久性調査・診断および・補修指針(案)・同解説、1997
• 5)濱崎仁ほか:補修用ポリマーセメントモルタルの力学性状および発熱性状に関する実験その1実験概要およびフレッシュ試験・強度試験の結果、日本建築学会大会学術講演梗概集A-1、pp.145-146、2010.9濱崎仁、2011大会

タイトルに関連する用語 (6件)： 建築 ,  研究所 ,  建築ストック ,  活用 ,  手法 ,  研究