抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「Clean Rivers Project(CRP)」として,DC Waterはコロンビア地区の「Combined Sewer Overflows (CSO 雨天時の越流負荷)」を96%削減するため,3つの貯留トンネル建設を計画した。この建設に必要な資金は2025年までに26億ドルと見積もられたが,この大部分をこの地区の130000人が負担することになる。CSOの量は降雨の地表流水によるため,舗装などがほどこされている不透過地区とそれ以外の地区では負担割合がことなるという考えの基に,不透過面積に応じて下水道料金とは別に,不透過地域料金を徴収するシステムを実施している。地区の不透過面積の内,集合住宅地が11%,住宅地が24.4%を占めている。DC Waterは「CRP」とこの新しい料金体系について,利用者・機関への説明会を実施している。下水道の課金システムについては低所得者層へのインパクトが緩和されるように,CSO対策費の負担の見直しなど,改良を続けている。