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J-GLOBAL ID：201202283884801574   整理番号：12A0025227

モデル汚染物質に曝されたDreissena polymorphaのえら細胞での8-oxodGの検出

Detection of 8-oxodG in Dreissena polymorpha gill cells exposed to model contaminants

著者 (2件)： MICHEL Cecile (CEMAGREF, Unite de Recherches Hydrosystemes et Bioprocedes, 1 rue Pierre-Gilles de Gennes, CS 10030, 92761 Antony ...) ,  VINCENT-HUBERT Francoise (CEMAGREF, Unite de Recherches Hydrosystemes et Bioprocedes, 1 rue Pierre-Gilles de Gennes, CS 10030, 92761 Antony ...)
資料名： Mutation Research  (Mutation Research)
巻： 741  号： 1-2  ページ： 1-6  発行年： 2012年01月24日 
JST資料番号： C0520A  ISSN： 0027-5107  CODEN： MRFMEC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遺伝毒性の終点は生物に対する水質汚染の影響をモニターするために水域環境の種々の歩哨生物で定期的に測定されている。化学性水質汚染に曝された生物における酸化的DNA損傷(8-oxodG)の評価に向けての第一段階として著者らは,in vitroでH₂O₂に曝したゼブライガイ(Dreissena polymorpha)えら細胞での使用のため,コメットアッセイとhOGG1酵素間の関連を最適化した。最初に著者らは,D.polymorohaえら細胞のベンゾ[a]ピレン(B[a]P,98.4nM)へのin vitro曝露がコメット-hOGG1およびコメット-Fpgアッセイの両方でオリーブテイルモーメント(OTM)の増加を誘導することを観察したことから,B[a]Pが酸化的DNA損傷を惹起することが示された。対照的にメチルメタンスルホン酸(MMS,33μM)はFpg感受性部位の増加のみを誘導したことから,MMSはアルキル化DNA損傷を惹起することが示され,hOGG1はアルキル化損傷を検出しないことが確認された。従ってhOGG1酵素は,Fpgよりも8-oxodGのような酸化的DNA損傷に対してより特異的であるように見える。次に,in vitroで観察されたと同様に,B[a]P(24.6と98.4nM)へのD.polymorphaのin vivo曝露はえら細胞で酸化的DNA損傷を増加させたが,MMS(240μM)に曝露されたイガイではFPG感受性部位のみが検出された。これらの結果は,コメット-hOGG1アッセイがin vitroでH₂O₂によってまたin vivoでBapによって誘導される酸化的DNA損傷を検出することを示す。コメット-hOGG1アッセイはin situ曝露イガイの酸化的DNA損傷(8-oxodG)の検出に使用できる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 二枚貝類 ,  鰓 ,  細胞 ,  遺伝毒性 ,  *毒性試験 ,  *水質汚濁 ,  *DNA損傷 ,  過酸化水素 ,  コメットアッセイ ,  DNAグリコシラーゼ ,  DNA修復酵素 ,  イガイ科 ,  脂肪族化合物 ,  スルホン酸エステル ,  芳香族縮合炭化水素
準シソーラス用語： 8-oxodG ,  Dreissena polymorpha ,  hOGG1 ,  アルキル化DNA損傷 ,  オリーブテイルモーメント ,  ホルムアミドピリミジン-DNAグリコシラーゼ ,  *遺伝毒性試験 ,  *酸化的DNA損傷 ,  鰓細胞

分類 (3件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (2件)： メチルメタンスルホン酸 ,  ベンゾ[a]ピレン

タイトルに関連する用語 (5件)： モデル ,  汚染物質 ,  Dreissena ,  えら ,  細胞