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J-GLOBAL ID：201202283898197343   整理番号：12A0059025

栄養共生のために工学した合成大腸菌共同体は増強バイオマス生産性を実証する

Synthetic Escherichia coli consortia engineered for syntrophy demonstrate enhanced biomass productivity

著者 (3件)： BERNSTEIN Hans C. (Dep. of Chemical and Biological Engineering, Center for Biofilm Engineering, Montana State Univ., Bozeman, MT 59717, USA) ,  PAULSON Steven D. (Dep. of Chemical and Biological Engineering, Center for Biofilm Engineering, Montana State Univ., Bozeman, MT 59717, USA) ,  CARLSON Ross P. (Dep. of Chemical and Biological Engineering, Center for Biofilm Engineering, Montana State Univ., Bozeman, MT 59717, USA)
資料名： Journal of Biotechnology  (Journal of Biotechnology)
巻： 157  号： 1  ページ： 159-166  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： A0456C  ISSN： 0168-1656  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 栄養共生のために工学した合成大腸菌共同体は,単一培養に比べてバイオマス生産性を増強することを実証した。2元共同体を設計して,二次消費が支援する一次生産性の遍在,天然存在生態系鋳型を模倣した。系の一次生産者として役立つグルコースポジティブ大腸菌と一次生産者の代謝副産物を消費するグルコースネガティブ大腸菌を組み合わせることにより,合成共同体はこの進化実証戦略を模写した。人工共同体は,労働の戦略的分割を利用して,全体的培養性能を増強する複数課業を同時に最適化した。共同体相互作用は,3種の培養系(バッチ,ケモスタットと生物膜増殖)で実証された増強系バイオマス生産性の創発特性をもたらした。これら3種の培養系は,グルコースに基づくバイオマス生産性をそれぞれに適した単一培養対照に比べて15,20,50%増加した。興味深いことに,共同体相互作用は,予測可能,自己組織化,積層微細構造の生物膜も生成した。本研究は,ロバスト性生態系テーマに基づいて生産性を向上させる既存大腸菌に基づいたバイオプロセスに簡単に適合させることができる代謝工学パラダイムを確立した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *共生 ,  大腸菌 ,  *遺伝子操作 ,  生物膜 ,  回分培養 ,  ケモスタット ,  経時変化 ,  菌体量 ,  混合培養 ,  群集 ,  *細胞増殖 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  脂肪酸 ,  薬物
準シソーラス用語： *栄養共生 ,  *代謝工学 ,  微生物共同体

分類 (2件)： 菌体の生産  (FK03040W) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

物質索引 (2件)： グルコース ,  酢酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 栄養共生 ,  工学 ,  大腸菌 ,  共同体 ,  増強 ,  バイオマス生産 ,  実証