文献
J-GLOBAL ID:201202284027590603   整理番号:12A0379910

2,3,6-トリメチルフェノールの過酸化水素による持続可能な酸化のための触媒としてのV2O5-TiO2混合キセロゲルの調製,キャラクタリゼーションおよび使用

Preparation, characterization and use of V2O5-TiO2 mixed xerogels as catalysts for sustainable oxidation with hydrogen peroxide of 2,3,6-trimethylphenol
著者 (5件):
資料名:
巻: 417-418  ページ: 273-280  発行年: 2012年02月29日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
チタンイソプロポキシドおよびバナジルアセチルアセトネートを前駆体として用いたゾルゲル法で,異なる投与量のTiO2およびV2O5(5%,10%,15% V2O5 w/w)で,V2O5-TiO2混合キセロゲルを調製した。得られた固体をXRD,FTIRおよびSEMでキャラクタライズした。それらの組織特性を77KでのN2の吸着-脱着等温線で定量した。また,触媒の酸性度をアセトニトリル中のn-ブチルアミンの溶液による電位差滴定で測定した。この触媒を,溶媒としてエタノールを,清浄酸化剤として過酸化水素水溶液を用い,2,3,6-トリメチルフェノール(2,3,6-TMF)から2,3,5-トリメチル-p-ベンゾキノン(2,3,5-TMBQ)への20°Cでの液相酸化において試験した。その変換は時間とともに増加し,Vのない場合と5%存在する場合の試料で,3時間で,それぞれ,93%および88%の水平域に達した。V濃度の10%への増加は,4時間の反応で22%だけの変換値をもたらす。しかしながら,2,3,5-TMBQへの選択性は触媒中のV含量とともに増加する。触媒の安定性と浸出およびキセロゲル焼結温度の影響も調べた。5%のVの同じ触媒試料の再利用によって,初期使用と再使用の間における選択性の値に5%の差異を認めた。キセロゲル焼結温度を200°Cから400°Cに上昇させた場合,4時間の反応での2,3,6-TMP変換が,88%から8%に減少することが観測された。ラジカル・スカベンジャーとしてt-ブタノールを添加した場合,酸化は大きく抑制された。このことによって,2,3,6-トリメチルフェノール酸化に関するラジカル機構を提案できる。フェノール中の異なる置換基をもつ基質も酸化反応において試験した。メチル基をもつ基質は最も活性なものであり,イソプロピル基をもつチモールおよびカルバクロールの場合には,変換は小さい。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
触媒の性質一般 
物質索引 (10件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る