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J-GLOBAL ID：201202284088139513   整理番号：12A1421241

ポリウレタン表面へのフィブロネクチン吸着の分子シミュレーション

Molecular Simulation of Fibronectin Adsorption onto Polyurethane Surfaces

著者 (3件)： PANOS Melisa (Istanbul Technical Univ., Istanbul, TUR) ,  SEN Taner Z. (Iowa State Univ., Iowa, USA) ,  AHUNBAY M. Goektug (Istanbul Technical Univ., Istanbul, TUR)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 34  ページ： 12619-12628  発行年： 2012年08月28日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 結晶性ポリエチレングリコールーへキサメチレンジイソシアナート(PEG-HDI)と無定形キャスタオイルーへキサメチレンジイソシアナート(CO-HDI)表面へのフィブロネクチンの吸着機構を分子力学(MM)および分子動力学(MD)シミュレ-ションにより比較検討した。先ず,MMシミュレーションにより,連続誘電性媒体中での蛋白質-界面相互作用エネルギ-を計算して表面上での蛋白質の最優先配向を求め,次いで,その結果を基に,水分子を取り入れたMDシミュレ-ションによりFNの吸着挙動を調べ,FNのN末端に集中している疎水性アミノ酸残基と高分子表面の粗度および疎水性度との関係が,FNの表面吸着親和性決めていることを明らかにした。MDシミュレーションに水分子を取り入れると,水分子が蛋白質とが競合し,PEG-HDIに比べより疎水性のCO-HDIがFNに対して高い吸着親和性を示すことが分かった。

シソーラス用語： *ポリウレタン ,  *表面 ,  *フィブロネクチン ,  *吸着 ,  ポリエチレンオキシド ,  ひまし油 ,  *分子内力学 ,  *分子動力学 ,  *計算機シミュレーション ,  タンパク質 ,  界面 ,  優先配向 ,  疎水性 ,  アミノ酸残基 ,  粗度 ,  親和性 ,  相互作用
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション

分類 (3件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (2件)： 1-O,2-O,3-O-トリス(12-ヒドロキシ-9-オクタデセノイル)グリセロール ,  ヘキサメチレンジイソシアナート

タイトルに関連する用語 (4件)： ポリウレタン ,  フィブロネクチン ,  吸着 ,  分子シミュレーション