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J-GLOBAL ID：201202284145164163   整理番号：12A1037724

ウシ血清アルブミンの金ナノスフェアとの相互作用のその場測定

In Situ Measurement of Bovine Serum Albumin Interaction with Gold Nanospheres

著者 (5件)： DOMINGUEZ-MEDINA Sergio (Rice Univ., Texas, USA) ,  MCDONOUGH Steven (Rice Univ., Texas, USA) ,  SWANGLAP Pattanawit (Rice Univ., Texas, USA) ,  LANDES Christy F. (Rice Univ., Texas, USA) ,  LINK Stephan (Rice Univ., Texas, USA)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 24  ページ： 9131-9139  発行年： 2012年06月19日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クエン酸塩安定化金ナノスフェアの上にウシ血清アルブミン(BSA)を吸着させ,その場観察を行った。ナノ粒子へのBSAの吸着に起因するナノ粒子のBrown運動の変化を可視光散乱相関分光法で調べた。蛋白質のナノ粒子への結合はナノ粒子の流体力学的半径の増加として観察された。ヒトの血液の場合と同じアルブミン濃度において蛋白質単分子層が生成していることが分かった。単一金ナノ粒子の散乱の周波数と強度の観察から,BSAはコロイド凝集を誘起しないことが分かった。これは,毒物学からの知見と一致する。ナノ粒子-BSAの会合の熱力学を明らかにするため,吸着等温線を測定した。この結果は反協同的結合モデルの予測と一致する。このモデルによる結合サイトの数は天然状態にあるBSA単分子層と一貫性がある。ポリエチレングリコールキャッピングを行った金ナノ粒子ではBSAの吸着は起きなかった。

シソーラス用語： *血清アルブミン ,  *ナノ粒子 ,  *分子間相互作用 ,  計測 ,  吸着 ,  結合部位 ,  吸着等温式 ,  単分子層 ,  光散乱 ,  Brown運動 ,  相関分光法 ,  ポリエチレンオキシド ,  安定性 ,  流体力学的半径 ,  カルボン酸エステル ,  カルボン酸塩 ,  ポリカルボン酸 ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： *ウシ血清アルブミン ,  クエン酸塩 ,  コロイド安定性 ,  その場測定 ,  ナノスフェア ,  ポリエチレングリコール ,  吸着サイト ,  吸着等温線 ,  *金ナノ粒子 ,  結合サイト ,  相関スペクトル法

分類 (4件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  分子間相互作用  (BH07020P) ,  分子構造  (EB03020Y) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： ウシ血清アルブミン ,  金 ,  ナノスフェア ,  相互作用 ,  その場測定