文献
J-GLOBAL ID:201202284199437262   整理番号:12A0717663

小児性神経セロイドリポフスチン沈着症:スペインの症例シリーズの経過観察

Infantile neuronal ceroid lipofuscinosis: Follow-up on a Spanish series
著者 (18件):
資料名:
巻: 499  号:ページ: 297-302  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
小児性神経セロイドリポフスチン沈着症(INCL;NCL1,Haltia-Santavuori病)は,INCL表現型の早期発症に関連しているCLN1/PPT遺伝子の変異によって起る。INCLの最も詳細な記述はフィンランドからであったが,南ヨーロッパ諸国からもわずかながら症例シリーズが報告されている。この疾患の経過観察および重篤度の評価を目的として,6人のスペイン人のINCL患者の臨床経過および経過観察について報告する。病気の発症の年齢は8から15か月の範囲であった。12か月齢以前に病気が発症した場合は運動能力の遅延が初期症状で,それ以降に発病した場合の初発症候は運動失調であった。12か月齢と18か月齢の間で記述されている認知低下は,16から20か月齢で起こった。著者らの症例シリーズでは,初期段階の特徴は,運動障害,認知低下および自閉症の兆候であった。視覚障害は神経学的症状と同時に出現し,直ちに失明につながった。報告されているように,精神運動発達退行は2歳と3歳の間に出現した。ミオクローヌス反射は24か月齢後に起こり,てんかんが最後の兆候であった。これまでにてんかんのなかった患者における2種類の新しい変異を報告し,最も重篤なINCL表現型と関連するV181M(c.541 G>A)変異についてホモ接合性の2人の兄弟の特徴について記述する。臨床上の進展は,この稀な疾患に罹患した患者の同定に役に立つと推定された。罹患した家族に遺伝カウンセリングを提供するために,初期診断は極めて重要である。本症例シリーズは,地中海諸国におけるINCLの遺伝子型-表現型の相関に関する研究に寄与すると思われる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る