文献

J-GLOBAL ID：201202284201280309   整理番号：12A0730624

ドライプロセスを基盤とするバイオナノ界面の作製評価およびバイオセンサへの応用

FABRICATION AND CHARACTERIZATION OF BIONANOINTERFACE BASED ON DRY PROCESS AND APPLICATION FOR BIOSENSORS

著者 (1件)： 六車仁志 (芝浦工大)
資料名： Chemical Sensors  (Chemical Sensors)
巻： 28  号： Supplement A  ページ： 19-21  発行年： 2012年03月29日 
JST資料番号： L3948A  CODEN： KAGSEU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ドライプロセスベースのプラズマ重合膜が両コンポーネントのインターフェース設計に有効であることを先駆的に示した。そして,生体分子とプラズマ重合膜の複合体からなる十数ナノメートル層の界面構造解析とそのデバイス特性との関係を調べ,性能向上および新機能発現を行った。カーボンナノチューブの表面をプラズマ処理し,短時間で損傷を与えることなく,表面の親水性化を行った。ドライプロセスなのでクリーンな状態で処理できた。さらに,その後のアセトニトリルプラズマ重合処理によるアミノ基の導入により,生体分子との親和的な接続に成功し,従来よりも10倍以上の高感度で,高いダイナミツクレンジをもち,妨害物質の影響を受けない高性能なセンサデバイスを実現した。さらに,カーボンナノチューブを直接基板上に成長させることで,アラインメントがよくなり,パウダー状のものを用いるよりも再現性を改善することができた。

シソーラス用語： *乾式法 ,  *バイオテクノロジー ,  *界面 ,  ナノ構造 ,  製造 ,  *バイオセンサ ,  利用 ,  プラズマ重合 ,  高分子膜 ,  分子 ,  複合体 ,  構造解析 ,  *カーボンナノチューブ ,  プラズマ処理 ,  親水性 ,  高感度 ,  固体素子 ,  基板 ,  脂肪族ニトリル
準シソーラス用語： センサデバイス ,  *ドライプロセス ,  *ナノ界面 ,  作製 ,  生体分子

分類 (3件)： 計測機器一般  (AD02000X) ,  化学プロセスの測定,監視,計装  (XC02030Y) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (1件)： アセトニトリル

引用文献 (7件)：

• 1) H. Muguruma, Plasma Proc. Po I ym. 7, 151 (2010).
• 2) 六車仁志、平塚淳典、分析化学、53,393(2004).
• 3) H. Muguruma, Y. Kase, N. Murata, K. Matsumura, J. Phys. Chem. B110, 26033 (2006).
• 4) H. Muguruma, Y. Shibayama, Y. Matsui, Biosens. Bioelectron. 23, 827 (2008).
• 5) H. Muguruma, Y. Kase, H. Uehara, Anal. Chem. 77, 6557 (2005).

タイトルに関連する用語 (7件)： ドライプロセス ,  基盤 ,  ナノ界面 ,  作製 ,  評価 ,  バイオセンサ ,  応用