文献

J-GLOBAL ID：201202284259999494   整理番号：12A1439782

多数の電気自動車とヒートポンプ給湯器を用いた補助的負荷周波数制御

Supplementary Load Frequency Control by Use of a Number of Both Electric Vehicles and Heat Pump Water Heaters

著者 (2件)： MASUTA Taisuke (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YOKOYAMA Akihiko (Univ. Tokyo, Chiba, JPN)
資料名： IEEE Transactions on Smart Grid  (IEEE Transactions on Smart Grid)
巻： 3  号： 3  ページ： 1253-1262  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： W2294A  ISSN： 1949-3053  CODEN： ITSGBQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 配電系統に再生可能エネルギー発電設備が多量に接続されると電圧上昇や周波数の変動など運転上の問題を生じる。その対策の1つとして蓄電池式電力貯蔵システム(BESS)の適用が提案されているが,BESSは高コストである。本文では,電気自動車(EV)やヒートポンプ給湯器(HPWH)などの制御可能負荷を利用してBESSの所要容量を低減する方策を検討した。多数台のEVとHPWHを制御可能負荷として用いる新しい補助的負荷周波数制御(LFC)法を提案し,シミュレーションモデルを構築して数値シミュレーションを行った。EVの周波数制御に対する影響度は,HPWHより大きいが,EVは移動することから充分な制御容量が得られない場合が想定され,EVだけでなく,HPWHなどの固定した制御可能負荷を組合わせたLFC手法を開発する必要がある。

シソーラス用語： *電気自動車 ,  *給湯設備 ,  *ヒートポンプ ,  *負荷周波数制御 ,  配電系統 ,  *分散型電源 ,  系統連系 ,  電力貯蔵 ,  二次電池 ,  シミュレーションモデル ,  可制御性 ,  太陽光発電 ,  風力発電 ,  スマートグリッド

分類 (1件)： 配電(事業者側)  (NB05040R)

タイトルに関連する用語 (3件)： 電気自動車 ,  ヒートポンプ給湯器 ,  負荷周波数制御